コラム・その他

このブログとはあまり関係ないこともひまつぶしに書いてます。実はけっこう読んで欲しかったりします。

2014年8月24日 (日)

コラム その⑧【ガラスの靴~永久保有銘柄選択について考える~】

 

久しぶりの更新ですが、夏休みのボケ防止に「表現の自由」ギリギリのダメンズトークを書いてみました。閲覧注意です(笑)

 

めちゃめちゃ長くなりますが、最後までお付き合いください。

 

 

1.【トレードと恋愛】

1-1. 本質は同じこと

1-2. キャッチアンドリリース

1-3. ダメンズ×トレーダー理論

 

2.【永久保有銘柄と結婚】

2-1. 投資と投機

2-2. 本質的価値とタイムディケイ

2-3. 永久保有銘柄の選択

2-4. 新たなサヤ取りマーケットの誕生

 

3.【奥さんと愛人】

3-1. 乗用車とスポーツカー

3-2. 投資の王道≪バリュー投資≫

 

4.【おわりに】

 

 

1.【トレードと恋愛】

 

 

「ちょっとあなた!!、今あの娘のおっぱい見てたでしょ!?」

「見てただけ?まさか!?挟まれたらどうなるかムラムラしながら妄想してただけだよ!それに、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●(書けませんw)」

「んまぁ呆れた、あなたってマジで最低だわwwwww!」

 

男とは本当に身勝手な生き物でして、本命の恋人とうま~いこと交際しつつも、スキあらばいろんな女性に手を出したくなるわけです、本当に困った生き物ですな。

 

Aiueo  

出典:『心理学ステーション~世界一セクシーに心理学を学べるサイト~

 

 

1-1. 本質は同じこと

 

生き物の特性的に、男というのは多くの遺伝子を残そうとする本能があります。それが色濃く出ているような人と出会った場合、彼女になんの不満がなくともTPOが揃えば浮気します。」(引用:昼顔妻激増!アシュレイマディソンよりも断然会える不倫サイト 新版

 

先日何かの記事で読んだのですが、「死ぬ前に後悔したことは何か?」というアンケートを見たところ、男性は「もっとたくさんの女性とSEXしておけばよかった」、女性は「SEXを許す相手を間違えてしまった」という結果が多かったそうです(出典元がわからなくなっちゃった。。。)

 

男性は生まれ持った本能から、「少しでも多くの畑に種をばら蒔く」こと、女性は「畑にどの種を蒔かせるか」ということがDNAに深く刻み込まれているみたいですね。

 

このような性的表現は日本にいるとオフィスではもちろん飲み会でも、表だって言えない重~い空気がありますが、私はこういった記事を読むたびに、「これってトレーダーに必要とされる素質と本質的に全く同じではないか?」と思うのです。

 

たとえば、以下のようなケースを考えてみてください。

 

1)ある製薬会社が申請した新薬が認可されるかもしれない。あなたがトレーダーならどう行動するか?

 

この場合、多くのトレーダーは取引端末の前で発表の瞬間を今か今かと待ち構えるでしょう。新薬が「認可」ならば「買い上げ」、「不認可」ならば「空売り」。これはまぁ多くのトレーダーがやること。

玄人になると、資金効率を最大限に活用するため、現物ではなくオプション取引のロングストラドルポジションを前もって組んでおくケースが多いと思います。

 

Long

出典:『金融大学~オプション取引入門講座

 

オプション取引は値動きではなく、ボラティリティ(変動率)の売買が本質ですからどっちに動いてもかまわないわけです。上がるか下がるかわかんないけど、いずれにしても発表直後は認可・不認可にかかわらず、まぁどっちかに「大きく」動くであろうことはわかる、と。

 

認可の場合は、期待感で買いが殺到するため「プット」ポジションをロスカットして資金を「コール」ポジションに乗せ換える。

不認可の場合は、失望売りが殺到するため「コール」ポジションをロスカットして資金を「プット」ポジションに乗せ換える。

利益がだいたいの目標値に到達したら他人に投げつけて自分だけさっさと逃げる(デリバティブは値動きが非常に早いので悠長にトレーリングストップかけてるヒマありませんw)。このようなスピードが要求される取引では、あらかじめワンクリックで全ての想定される取引を円滑に執行できるように端末を設定しているトレーダーが多いことでしょう。

 

これはリスクヘッジの手段の1つですが、私たちトレーダーは損失を少しでも減らしつつ、利益は最大限に取りたいという何とも身勝手な生き物なわけです。

 

では、次のケース。

 

2)競合するA社とB社が超巨大プロジェクトの発注を巡って入札が行われるらしい。あなたがトレーダーならどう行動するか?

 

この場合、多くのトレーダーは取引端末の前で入札発表の瞬間を今か今かと待ち構えるでしょう。A社が「入札」ならば「A社買い上げ」、B社が「入札」ならば「B社買い上げ」。入札できなかった会社はロスカット。これはまぁ多くのトレーダーがやることかと思います。

玄人になると-これはひとつの例ですが-、AB社両方ともウワサの段階でランダムに買い持ちしておく、その後、「入札した会社を買い増し」、「入札できなかった会社をロスカット、ついでに空売り」といったポジションを取ることが考えられます。

 

あとは損小利大の追及、トレーリングストップでロスカットラインを少しずつスライドさせて利益確定の水準値を上げていく。


Trailingstop

出典:『ニーズ別証券会社の紹介

 

こんなかんじでしょうか。ついでに言うと、発表前になぜかどっちかの会社の株価が突然動き出すという大人の事情もあるようですが(笑)

 

これもリスクヘッジの手段の1つですが、私たちトレーダーは損失を少しでも減らしつつ、利益は最大限に取りたいという何とも身勝手な生き物なわけです。

 

以上のように、トレーダーというのは、男性の本能と同じで、「あわよくばチャンスに乗っかって利益にあやかろう」と必死ですし(かわいいあの娘と楽しいことしたいよー)、「万が一ミスった場合でも自分だけは何としてでも損失を回避しよう」と必死なわけです(彼女と別れたくないよー)。

お金欲しいけど、お金失うのはやだ。浮気したいけどバレて怒られるのはやだ。本質は同じ。ホント身勝手ですね。。。

 

 

1-3. キャッチアンドリリース

 

終電過ぎに六本木や西麻布のクラブでお酒を飲みながら音楽を聴いていると、華麗なるナンパ師たちが獲物を求めてアクティブに活動している姿を見ることができます。いやぁ、実に活き活きとしています(笑)

 

彼らを注意深く観察していると、非常に勉強になります。

 

①声をかけるときはさりげなく

②喰いついたら全エネルギーを集中させて口説きにかかる

Yes→③へ 

No→④へ

 

③朝まで思いっきり楽しんだらキレイに手仕舞い、その後リリース

④断られたらさっさとロスカットをして次の獲物を探す

 

セクハラオヤジと違ってネチネチしていないし、引き際も非常にスマートなわけです、はい。みなさんも銘柄や異性のストーカーにならないように気をつけてくださいね。

ということで、トレーダーもナンパ師も高度なキャッチ&リリースの才能が要求されるわけです。ただ、注意しなければならないのは、彼女たちは非常に流動性が高い銘柄のため、少し目を離すとすぐに逃げられてしまいますよ。。。

 

スキルアップにぜひぜひ!

 

 

1-3. ダメンズ×トレーダー理論

 

男女間の恋愛行動において、二股、三股をかけるのはモラルとして良くないことは重々承知の上ですが、トレードという行為においては、「1つのカゴに卵を盛るな」という有名な格言があるくらいですから、浮気性のほうがトレーダーの素質があると思うのです。

もっとも本命はおろそかにせずマメに面倒を見ること、本命とはもちろん「資金管理」のことですよ♪

 

私は本能のままに生きる超絶ダメンズですから、仕事用とは別に、女性を口説く用の名刺を持っていて、「これは!」と思った女性にさりげなく渡すことがあります。会社の受付のおネエさん、デパートのエレベーターガールのおネエさん(日本語おかしい?)、銀行のカウンターのおネエさん、飲み屋のおネエさん、電車の車内販売のおネエさん、飛行機の機内のCAさん、とか、

 

どの種が芽を出すかわからないからとりあえず母数を上げていく、私は決して超絶イケメンではないから、確率論で言う「大数の法則」を利用するわけです、分子を上げるには分母を上げるのが1番ということね♪

 

そして神様に祈る。聖人君子には程遠いけどw

 

Langlus

出典『晩鐘L'AngélusJean-François Millet

 

連絡なければさよーなら。

 

 

2.【永久保有銘柄と結婚】

 

 

「どうして君は考古学者なんかと結婚したのかね?」

 

「だって考古学者なら、古いものほど価値を見出してくれるからよ!」(アガサ・クリスティ、イギリスの推理作家 18901976

 

 

2-1. 投資と投機

 

「投資と投機の違いは何か!?」という議論は、よくネット上でも見かけるのですが、経済性質の観点から言えば、「リスクプレミアムの有無」にあると言えます(参考:「誤解に満ちた投資と投機」ホンネの投資教室)。

 

両者の違いを一言で表現すれば、『投機はゼロサムゲームであり、投資はプラスサムのゲームである』と言えるでしょう。

 

すなわち、「投機」は一夜限りの関係のように、愛のない快楽だけを求める割り切った遊び、「終わったあとは何も残らない」、ティッシュにくるんでそのままゴミ箱にポイ。その一方で、「投資」は将来の資本の増加を期待して現在の資本を注ぎこんで行くわけですから、「時間の経過とともに愛を深めていく」結婚のようなものではないでしょうか?

 

このように、結婚とは「長い年月をかけてお互いの本質的価値を高め合う」行為であると同時に、マーケットで言えば「いい時も悪い時もあるけど、どんな局面でも協力しながら乗り越えてプラスサムを生み出す」という点において、投資と本質は同じだと思うのです。

 

以上のことから、本当の永久保有銘柄を発掘したならば、分散投資なんかせずに一点集中投資をする、というのが理にかなっているのかもしれません。維持費がバカにならないセフレポートフォリオを保有したり、愛人名義で所有している高額なポートフォリオ、―マンションや車etc―、は将来どうせ返って来ないですからね。

 

永久保有銘柄、か。。。

 

 

2-2. 本質的価値とタイムディケイ

 

冒頭のクリスティ女史の考古学の逸話を思い出してください。

彼女は「古いものほど価値を見出してくれるから」という理由で、パートナーを選びました。これは、投資の本質を鋭く突いている言葉だなーとつくづく感心します。

 

オプション取引にタイムディケイという概念がありますが、先物マーケットでは毎月第2金曜日にSQと呼ばれる清算日が存在します。清算日に価値のある証券は投資家に払い戻し、価値がなければ紙くずになる商品です。

私も毎月第2木曜日の1450分くらいにITM(インザマネー、払い戻しを受けられる基準価格に達した商品)になりそうな、またはギリギリ引っかかりそうなオプションを物色して買い持ちしています。翌朝920分くらいになると、指数を構成している全銘柄の始値が確定し速報値が発表されるので、文字通り一夜かぎりのお付き合いをさせていただいています(仕組みはFXのバイナリ―オプションと同じ)。当たるも八卦、当たらぬも八卦、究極のゼロサムゲームです。

※誤解のないように書いておきますが、オプション商品は本来、少額な資金で膨大なポートフォリオのヘッジ機能を果たす保険商品として開発されたものです。ところが、商品特性を逆手に取った私のような短期トレーダーが、「プレミアムの売買」のみを投機目的としてトレードするようになったため、上記の説明は本来の使い方ではありません。念のため。

 

Timedecay

出典:『オプション倶楽部ホームページ

 

上記をすご~くわかりやすく言うと、人気アーティストのチケットは倍率も高く、オークション市場では売り出し価格の数倍~数十倍といった値段がつきますね。これは「需要>供給」の図式になっているため、限られた発行枚数に対して大勢のファンが高くても何とか手に入れようと必死になるためです。ところが、講演期日が近づくたびにチケットはファンの手元に渡っていきます。

よって、需要は減り、反対に売れ余ったチケットが増えて行き、次第に右肩下がりの「需要<供給」の図式になって行きます。その結果、当日売れ余ったチケットは驚くほど安く手に入れることができます。そして、売れ残ったチケットは紙くずになります。

 

これに対して、クリスティ女史は歳を重ねていく度に自分の本当の価値を「理解してくれる」男性を結婚相手に選んでいます。

 

経済性質の観点から言えば、時間の経過と共にリスクプレミアムを稼ぐことを期待し、その対価として「考古学者」という銘柄を選択したわけです。経済合理的に、彼女は、年々積みあがって行く複利の超過リターン(インカムゲイン)を享受でき、投資の期待回収率は100%を超えることになりますね。めでたしめでたし、と。

 

 

2-3. 永久保有銘柄の選択

 

 

では、永久保有銘柄ってどんなものなのか?

 

これは私にとってもみなさんにとっても永遠のテーマだと思うのですが、どのような属性からパートナー選択の最適化を図ればよいのでしょうか?

 

私はまだ独身なので結婚というものがどういうものなのかエラそうに語れる立場ではないですし、そもそも私は熱しやすく冷めやすいと言うか、「恋愛感情が2週間以上続いたことがない」という典型的なダメンズなので結婚なんぞ想像したこともないのですが、周囲の方々の離婚率の高さを見るたびに、「結婚相手は永久保有銘柄を探すくらい難しい」と思うのです。

 

先日、勝部元気さんという方のラブフェミ論を読ませていただいて、「恋愛や結婚のパートナーを選ぶ際に、もっと体や性欲の相性といった本能的基準を重視したほうが良い」という記事がありましたが、これは読んでいてなるほどなぁと納得しました。

 

Hikaku

出典:『勝部元気のラブフェミ論~どうすれば浮気しない相手を選べるのか~

 

「男性の場合と同様、「経済力のある人」など、日本の女性は理性的な基準で相手を選ぶことが多いようですが、「性的幸福を満たし合う人」という視点でパートナー選びをしていない、ゆえにパートナーと恋やセックスを続けていけなくなる」という論調なのですが、

 

たしかに、婚活パーティーとかに行くと(去年友だちと行って大変な目に遭ったから二度と行かねぇw)、①氏名、②生年月日、③学歴、④職歴、⑤年収、⑥趣味・性格、⑦離婚歴、等をプロフィールに書き込むわけですが、男女ともに相手をスクリーニングする際、③④⑤を重視する傾向にあるように思います。

 

一方、繁華街にある雑居ビルのいかがわしいお店に行くと、①ハンドルネーム、②デート予算、③目的、等をプロフィール欄に書き込みます。この③について言えば、だいたい4択になっていて、(1)マジメなお友だち(2)食事(3)カラオケ(4)内緒な関係、みたいになっています。

私は一点の迷いなく(4)に○をつけるわけですがw、マジメな話、永久保有銘柄選択の際にも、上記の③④⑤に加えて「性的幸福を満たし合う人」という条件を付けくわえるべきではないか、と思ったわけです。

 

一見すると、結婚は神聖な行為と考えられがちですが、私のような現実主義者からすると、「もともと人間の持つ獣的な属性を理性によって制御するために、社会契約によって無理やり神聖レベルに引き上げた制度」だと思うのです。

 

結婚を「恋愛の延長線」と捉えるのか、あるいは「恋愛とは別のもの」と捉えるのか?ヒトによって考え方は違うと思いますが、先に述べた「性的幸福」というスクリーニング機能の不在が、現在の日本の離婚率の高さを物語っているのではないかと感じるのです。皮肉にも、いかがわしいお店では「性欲処理の究極的合理化」が図られているのに対して、永久保有銘柄探しでは、このような人間の本能に照らし合わせた抽出処理がスルーされてしまっているわけです。

もっとも、日本には「恥」という伝統的な文化を大切にしていますから、「あまりこういうことは声を大にして言うべきではない」と子どもの頃から教育されるわけです。日本人はやたらと世間体(ベンチマーク)を気にする方が多いですからね。

しかし、その一方で伝統が仇となって、人間の本能を満たすための「体の相性」や「性的嗜好」等がミスマッチになってしまうという歪みが生じているわけです。

ここで私が言いたいのは、この空洞化現象こそが、「本能的価値の不均衡を是正するための絶好の裁定機会」ではないかということです。

誤解しないでいただきたいのですが、これは何も先に述べた「恥」という文化を壊すことではなく、むしろ向き合ってみるべきでは?ということです。

恥を忍びつつも、恥と向き合いながら。。。

 

以上のことから、永久保有銘柄選択の条件式に、学歴、職歴、年収、などの世間体のみならず、「性」というあまり表立っては言えないけれども非常に重要な条件を加えてみるとよいのかもしれません。

ちなみに私は「ボロ株」なのでくれぐれも手を出さないように(笑)

 

結婚相談所の方、もしこのブログを読まれたらぜひ実践してみてください。

イノベーションのヒントは「柔軟な発想力」と「デスクの外側」にあるものですから(笑)

くれぐれも経営判断は自己責任で!

 

 

2-4. 新たなサヤ取りマーケットの誕生

 

さて、先の2-3.で述べたように、世間体(ベンチマーク)を重視した永久銘柄選択をしているケースが多いことを問題提起しましたが、世間体を非常に重視している人間は、私の経験上、「承認欲求」や「虚栄心」が異常なまでに強い方が多いように見受けられます。

 

こういった夫婦にかぎって結婚してから我先にと銀行様の奴隷となり、見栄を張ってローン査定限度額ギリギリの高級マンションとかを購入するわけですよ。

 

昨今、日本の離婚率が上がっていますが、不動産会社を経営されている方に聞いたお話では、「財産分与の際、てっとり早く現金化したがる夫婦が多い→裁判になると時間と費用がかかるから穏便に離婚したい→共有財産をさっさと処分したい→かといって不動産は有価証券と違って流動性が大きくない(すぐに現金化できないという意味ね)→だから、「離婚」と「流動性がない財産」という両者の歪みの間に裁定機会が生じる⇒⇒⇒こっちの言い値があっさり通って二束三文で安く買い叩けることが多い」という猛烈なマネタイズフローならぬバーゲンハンティングフローを満面の笑みで語っていたのを思い出します。

 

Rikonnritsu

出典:『厚生労働省ホームページ

 

なんとも皮肉な話ですが、離婚率が増加するたびに、築年数の浅い優良物件をバーゲンセールで買い取り、それっぽくプチ豪華に格安施工をして、付加価値を付けた後、適正な市場価格でバイアウトする短期売買目的のサヤ取り業者(バーゲンハンター)のマーケット規模が拡大するという経済効果がありそうです。非常に目立たない地味なビジネスですが、儲かりすぎて笑いが止まらないでしょう、たぶんね。

その意味で、利ザヤ稼ぎの不動産投資家にとっては短期投資としては非常に効率的かつ合理的な投資対象かもしれません。どこでマーケットを見つけるかって!? 決まってるでしょ!

ぜひ見栄っ張りの友人の結婚式で「離婚するとき財産分与で困ったら力になるから!」と営業してみるんですよ(笑)

 

 

3. 奥さんと愛人

 

 

男:「花壇の花を見てみてよ、すごくキレイだねー♪(あのネエちゃんかわいいなぁ)」

 

女:「みんなが見るから良く手入れされているに決まっているでしょ!道端に咲く花を見てみてよ、誰かが気づいてくれるのをじっと待っているわ。人知れず咲く花だってミステリアスで美しいじゃない(もぉー、私のこともっと良く見てよぉ!)」

 

 

3-1. 乗用車とスポーツカー

 

今まで公私ともどもお付き合いさせていただいた男性の方々を見ていると、少なからず愛人を囲っている方々がいらっしゃいました(あえて過去形にしましたw)。

私はこう、何というか、基本的に非常にリベラルな考え方なので誰が何をしようと私に火の粉が降りかからなければ「個人の嗜好や趣味は最大限尊重する」という考え方なので、他人様の情事にとやかく言うつもりはありません。

 

ただ、ひとつだけ気づいたことがあります、奥さんと愛人は逆相関の関係にあるということです。奥さんが派手だと愛人は地味、奥さんが地味だと愛人が派手。

おそらく、この方程式は、

奥さんが地味だから家庭は安定する。ゆえに、外に刺激が欲しくなる

奥さんが派手だから家庭は不安定。ゆえに外に安定が欲しくなる

上記のような因果関係があるのではないでしょうか。

 

トヨタ自動車のカローラという「乗用車」がありますが、おそらく私が思うに、世界最高レベルの性能を誇る車だと思います。あの値段で、あれだけの性能、安定性を兼ね備えた車は世界中探してもなかなかないでしょう。燃費もいいですし。私は個人的な感覚としては、「常用車」のほうがしっくり来ます。

一方で、イタリアの有名な車でフェラーリという「スポーツカー」があります。真っ赤なボディにV12気筒のエンジン。オシャレなデザイン。そりゃもうね、赤信号で止まったら窓全開でドヤ顔ものですよ。でも、燃費は悪いし、維持費がバカにならない。やたら言うこと聞かないし、すぐ機嫌が悪くなる。

 

上記の二項対立は、前者は毎日お弁当作ってくれたり、洗濯もしてくれる、でも連れて歩くとパッとしない地味な女性。逆に後者は毎日お金渡されてあとはご勝手に。気づいたらクローゼットの中は服だらけ。でも、連れて歩くと自分の虚栄心を完璧に満たせる派手な女性。

 

毎日粗食だけど少しずつお金貯めて、記念日とかに豪華な食事をする。

毎日豪華な食事をしていると、たまには粗食が食べたくなる。

人によってどっちが幸せかはわかりませんが、私の価値観はまぁ、前者ですかね。

 

昔、とある資産家の方の家にお伺いしたときに、車庫に「カローラ」と「フェラーリ」が並べて止まっていたのを思い出したので書いてみました。おそらく、その方は「乗用車(常用車)」と「愛人カー」の使い分けがわかっていたのだと思います。


そういえば、最近の富裕層を見ていると、「別荘」を所有している方が20年くらい前に比べて大幅に減ったように思います。彼ら/彼女らの多くは、今どうしているかというと、「リゾートホテルの会員権」を購入する方が多いようですね。理由は、利用する頻度に対して維持費がかかる、すなわち費用対効果が見合わないためでしょう。本当に人々の思考回路が合理化しているなぁとつくづく肌で感じます。車に関しても、乗用車(常用車)は「直接所有」して、たまにしか乗らない「愛人カー」は時間貸しで必要な時に必要なだけ乗るような「間接所有」サービスを提供しているレンタカー業者もありますからね。

今の時代は「直接所有」から「間接所有」の時代なのでしょうかね。そりゃあ消費も冷え込むわなw

 

 

3-2. 投資の王道≪バリュー投資≫

 

結局のところ、結婚生活が非常に充実している方々を見ると、男女ともに「割安銘柄」を選択しているケースが多いようですね。

 

先に述べた「派手な女性」と「地味な女性」の項対立は、なんだかステレオタイプみたいな客観性の乏しい論理展開になってしまいましたが、あくまでも私の中の統計データです。「私は違うわよ~」という女性の方いらっしゃったらすいません、あなたのスルースキルに期待します。

「外見は派手だけど、中身は地味」な女性がいらっしゃいましたら、ぜひ「お得感」をうまくアピールしてみてください。アピールし過ぎず、かといって控えめになり過ぎず。優秀なバーゲンハンターなら、いち早くあなたの魅力に気付いて長期保有を検討してくれるはず。

まぁ、身近にいるとなかなか割安銘柄に気付かないものですが。。。

 

ロングショート、ペアトレードなどの投資戦略を考えるとき、私たちは割高・割安といった概念を使って分析をします。

ベンチマークに対して割高ならば売り、割安ならば買い。しかし、異性に関しては派手ならば空売り(時間とともに外見が劣化する)、地味ならば買い(時間とともに本質的が増加する)、かどうかは一概にはわかりません。

 

テクニカル分析を使うと、どのタイミングで購入してどのタイミングで売却していれば、もっとも利益や損失になったのかを過去の標本データを使って調べることができます。

ところが、このような損小利大を究極の水準にまで最適化をすると「カーブフィッティング」と呼ばれ、未来の相場で全く役に立たなくなる現象が多々あります。バックテストではうまく運用できたにも関わらず、フォワードテストをすると全く使い物にならないシステム、私も今までたくさん開発してきました。

最適化(体の相性を過剰に求めすぎる)をやりすぎてもよくないし、全くやらないのもよくない。分析期間(交際期間)が短すぎてもよくないし、長すぎてもよくない。右肩上がりの状態で自分に尽くしてくれるパートナーは、右肩下がりになっても傍にいてくれるのでしょうか?

 

結局、何事も適度なバランス感覚が大事なのでしょうね。

 

 

4. おわりに

 

名作童話「シンデレラ」の物語の中で、「真夜中を過ぎると魔法が解けてキレイなドレスが元のボロ服に戻ってしまうから、午前0時までには絶対に帰ってくるのよ!」と魔法使いのおばあさんに言い聞かされるシーンがありますが、王子様に一目惚れされたシンデレラは時間が経つのを忘れ、夢中になってダンスを踊り続けます。

午前0時を知らせる鐘の音とともに、彼女はふと我に返り、慌てて階段を駆け降りて帰るシーンがあります。彼女はつまずいた拍子に片足のガラスの靴を置いてきてしまいます。王子様は家来たちに命じて、ガラスの靴の持ち主を探そうと必死になって町中の女性たちに靴を履かせます。

これは有名なストーリーですが、「男女の関係」に置き換えてみるとわかりやすいと思います。男性は「女性の外見の美しさ」に夢中になる。女性は「その場の雰囲気」に夢中になる。では、「ガラスの靴」は?

王子様はあの夜を共に過ごした女性が忘れられない、でも思い出せない。そこで町中の多くの女性と関係を持って、体の相性の最適な相手を見つけ出そうと必死になります。原作はフランスなので(行間読んでくださいw)、「男なんてしょせんそんなもの」、という皮肉が、作者が後世に伝えたかったこの物語の本当のテーマかもしれません。

さて、「ガラスの靴」の正体は、私が思うに、女性の「さりげないアピール」ではないかと思うのです。結局、シンデレラは「ガラスの靴」の持ち主が自分であることをわかった上で、「したたか」に靴を履き、王子様と結ばれることになります(いろんな解釈が可能ですね、王子様から見れば「ガラスの靴」は「体の相性」とも解釈できます)。

不道徳な浮気や不倫は本命にバレないようにみんなうま~くやるものですが、女性は自分の存在を潜在意識の中で男性に無意識に表現しようとします。男性の部屋にさりげなくヘアピンを置いて帰ったり、車の中にさりげなくピアスを片方だけ落としてから車を降りるような女性は、現代のシンデレラそのものではないでしょうか(笑)

私も夜の街でシンデレラ探しをしますが、だいたい夜が明けると魔法が解けたお姫様が隣で寝ていて悔い改めることがあります(笑)現代で言えば「女性の化粧」が「ドレス」に該当するのでしょうかね。女性の化粧はまさに、オプション取引のタイムディケイのように短時間でセータ値(時間的価値)が急激に減少していく様子をビジュアル体験できる貴重な機会かと思いますw

 

やれやれ、男女ともに人間の本質というのは、いつの時代も変わらないものですね。

 

長々と書きましたが、このコラムの論旨は「結婚相手は永久保有銘柄を探すくらい難しい」というお話でした。「トレード」と「投資」をする際、銘柄選択だけはくれぐれも間違えないようにしてくださいね。前者は「流動性が高く気軽にキャッチ&リリースができる銘柄」、後者は「注目されていないけれども、潜在価値を持っていて成長が期待できる銘柄」、といったところでしょうか。


2061513

出典:「プリ画像GMO


 

もちろん、「ガラスの靴」も忘れずに!


 

超絶ダメンズな私ですが、実は根はけっこうマジメ君だったりします。ひさしぶりに時間に余裕ができたのでいろいろ考えてまとめてみました。


よく、「恋とは、お互いを見つめ合うこと。愛とは、一緒に同じ方向を見つめること」と言われます。星の王子様の作者:サン・テグジュペリの言葉ですが、これはたしかに素晴らしい名言だと思います。ただ(私が言うことじゃないですがw)、「一緒に同じ方向を見つめる」ためには、同時に「お互いを見つめ合うこと」も必要だと思うのですよ。

夫婦って結局のところ、血のつながらない赤の他人同士ですから、「信頼関係」に寄って成り立っているものなんですよね、だからこそ「お互いを見つめ合うこと」は大事だと思うのですよ。

恥を忍びつつも、恥と向き合いながら、もっと本能に正直に向き合えるパートナーがいれば、「離婚率も減るのではないか?」と思って書いてみました。いちおう、「ガラスの靴」は「異性に対するアピール」「体の相性」など複数の比喩的表現で使ってみました。

 

短時間にいろんなサイトやブログを巡回したせいか、私のPCのブラウザに表示されるPR広告枠がAPIの学習能力によって不道徳なサイトに最適化されてしまったようです(笑)

 

この記事は、多くの方々が心のどこかで思っていて表だっていえない行間を敢えて文書化してみました。人間の持つ「光と影」の部分、「理性と本能」、「マジメさと不マジメさ」、「建て前と本音」等を対比させてまとめてみました。

 

 

長々と書きましたが、いろんな意見や感想があっていいと思います。こっそりとうなづいて共感してくれるもよし、大衆心理に紛れて叩くもよし、それもまた人の道。

 

オレは知ラネw


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2014年2月16日 (日)

コラム その⑦【RPGを使ってポートフォリオの本質を考えてみる】

 

選挙をするときに、どの政党もあたり障りのない中道政策になってしまい、「どこに投票しても同じようなものじゃねーかよ」って思うことありませんか?

これは「保守的な層(右寄り)」も「革新的な層(左寄り)」も上手に取り込んで当選確率をあげるためです。そのためにはどうしても政策が「平均」に収斂せざるを得ないという大人の事情があるようですね。

 

味噌汁を作るときに、私たちは味見をします。よ~くかき混ぜても、たしかに濃い部分と薄い部分はあることはわかっているけど、お玉ですくって味見すると「だいたいこのくらいの味だろうな」ってわかりますよね?

料理人が全部飲んじゃったらお客さんに出せないでしょ?だから一部から全体をイメージすることで、味付けはOKだろうという判断をします。ここには、統計学の「検定」という作業が無意識に行われています。

 

このように、世の中に存在する様々な出来事には少なからず「確率」や「統計」という概念を意識して成り立っていると考えられます。

 

本当はこのコラムは書く予定なかったんですけど、やたらウケが良かったので先日、知人が録音してくれた内容を文章にして以下にまとめてみました。しかし、文章にするとどうしても長くなってしまいますな( ̄▽ ̄;)。。。

まぁ、ヒマつぶしがてら読んでくださいよ。


で、以下に書くコラムのメインテーマなのですが、ストライクゾーンが狭すぎてゲーマーの方でないと逆にわかりにくいかもしれません。そういう方はぜひこの機会にロールプレイングゲームやってみてください、戦略脳を鍛える良い訓練になりますから!

また、高齢者の方(読んでくださっている方いるのかな?)で意味がわからない方は、もうこの際ですから、お孫さんにゲーム買ってあげて一緒にやってみましょう。世代間コミュニケーションは大事ですよw

いちおうサブテーマとしてゲーム以外にも、可能なかぎり例え話を入れたり、私の実体験も書いてみました。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。わけわかんなかったら、下のメインテーマは飛ばしてしまってもかまいませんけど。。。

 

 

RPGを使ってポートフォリオの本質を考えてみる】

 

 

RPG(ロールプレイングゲーム)が好きな方だったらお分かりいただけると思うのですが、ドラクエとかFFって最初は主人公が独りぼっちの状態から冒険が始まって、HP(ヒットポイント)・MP(マジックポイント)・経験値も低く(資金量が少ない・トレード試行回数が少ない状態)、最初はなかなかモンスターをうまく倒せず(トレードで勝てず)、次の街まで移動する間にモンスターにやられてゲームオーバーになることってあるじゃないですか(資金不足により相場から退場させられる。あるいは連続ロスカットで投資金額が激減する)。

だけど、ストーリーがどんどん進んでいくと、HP資金量)や仲間(ポートフォリオ)が少しずつ増えて、お互いに弱点を補完し合うことで(ヘッジ効果)、対戦中に万が一「誰かが死んでも」、「誰かが生き残りさえすれば」とりあえずストーリーは前に進みますよね(ポートフォリオによるリスク分散効果)。これは、あまり意識していないかもしれないけど、ゲームオーバーになる確率は下がっているわけですよ(分散効果により破綻を回避、できるだけ多くの銘柄に分散することで生存確率を上げる)。もちろん戦闘中に死んで(ロスカット)しまったプレーヤー(銘柄ペア)は経験値(利益)を獲得できませんが。。。

さらに、けっこう強いボスに対戦を挑む前は、必ずセーブポイントで小まめに保存かけておきますよね(リスクヘッジとしてカバードショート、あるいはロスカットラインなどの設定をしておく)。

 

 

さて、いよいよ戦闘(実践)です。

 

 

これから戦いを挑むラスボスの属性はわかりやすく以下のようなものとしました。

 

 

HP200,000MP200,000

攻撃:一度の攻撃で平均HP5000程度のダメージをプレイヤーに与える。

防御:物理攻撃に弱い。ただし、HP10%以下に低下すると防御力を高める魔法を使い物理攻撃がほとんど効かなくなる。ただし、その場合は魔法攻撃が有効となる。

 

 

↑これ覚えておいてね(* v^ *)v

 

ここで、ラスボスの属性を踏まえて効率的・合理的に戦うためのパーティーの組み合わせ(ポートフォリオ)を考えてみました。

 

 

プレーヤー1 戦士(剣・盾・よろい・かぶと)攻撃は普通・防御が強い 前列に配置

プレーヤー2 格闘家(爪・爪・道着・バンド)攻撃は最強・防御は普通 前列に配置

プレーヤー3 黒魔術師(杖・盾・服・帽子) 攻撃は普通・防御は弱い 後列に配置

プレーヤー4 白魔術師(杖・盾・服・帽子) 攻撃・防御ともに弱い  後列に配置

 

 

↑装備と属性ってたしかこんな感じでしたっけ?なんかFFっぽくなったけど、私の都合上、これで話進めますよ。

 

まず、前列と後列に分けた理由を説明します。

ここでは、4人のパーティーの属性の平均値をベンチマークとして考えます。攻撃力・防御力が相対的に強い属性の「戦士」と「格闘家」を前列に、攻撃力・防御力が相対的に弱い属性の「黒魔術師」「白魔術師」を後列に配置します(ベンチマークを挟んで相対的に割高グループと割安グループに分ける、レラティブバリュー戦略の考え方)。

前列の役割は攻撃力と防御力が相対的に強いので、敵のなるべく近い位置から攻撃させて、防御も後列の2人よりも積極的に受けさせます。

一方、後列の役割は攻撃力と防御力が相対的に弱いので、敵のなるべく遠い位置で攻撃はあまりせず、防御もできるだけ前列の「戦士」「格闘家」に受けてもらい、「白魔術師」は前列の受けたダメージを回復させる役割に徹します。「黒魔術師」は防御力が弱いので、魔法攻撃によって後列から前列にいる「戦士」「格闘家」の攻撃の援護役をします。

言い換えれば、前列は「攻撃」と「後列の盾」の役割を、後列は「前列の攻撃援護・防御援護」の役割を果たします(会社の「営業」と「コールセンター」もこんな役割分担ですよね。「営業」はどんどん新規の契約をとってきて、「コールセンター」は契約者のフォローをして、サービスの解約を阻止するわけですからね)。

 

次に、4タイプの属性に分けた理由を説明します。

全員のHP9999で、一回の攻撃でラスボスが平均HP5000のダメージを与えて来た場合、ターゲットにされたプレーヤーは2回の連続攻撃を受けたら死にます。4人のパーティーだと、8回攻撃を喰らったらパーティーそのものが全滅します。

そこで対策として、次のような役割分担をさせます(ポートフォリオ)。

まず、「白魔術師」はプレーヤーの防御力を高める白魔法を使ってプレーヤーのダメージを仮にHP3333まで抑えられれば、連続攻撃が3回まで耐えられます(耐えるという表現は適切ではないけど)。4人のパーティーだと、12回の攻撃まで耐えられますね。

黒魔術師」も同じように、ラスボスの攻撃力を弱める黒魔法を使って敵の攻撃力を仮にHP3333まで抑えられれば、連続攻撃が3回まで耐えられます。4人のパーティーだと、12回の攻撃まで耐えられますね。

次に、前列は「格闘家」を2人にしたほうが攻撃力があるのでは?と思われるかもしれませんが、防御力の弱い「白魔術師」がバトル中に死んでしまった場合、「格闘家」は回復魔法が使えませんから、「戦士」に回復系の白魔法を覚えさせることによって、「白魔術師」が死んでしまった場合のヘッジ(保険)として「戦士」を組み入れました。

3番目に、前列の「戦士」「格闘家」の2人が攻撃をして、敵の攻撃を受けてくれている間に、後列の援護役である「白魔術師」は回復系の白魔法を前列の2人にかけて、長期戦に耐えられるようにします。さらに「黒魔術師」は、200,000HPを持つ敵に180,000のダメージを与えた時点から、物理攻撃がほとんど効かなくなるため、残りのHP20,000のダメージは黒魔法を使っての攻撃をメインに切り替えます。このとき、攻撃役のメインは「黒魔術師」となり、前列「戦士」「格闘家」の2人は「黒魔術師」の攻撃の援護役にまわります。「白魔術師」は最後まで、自分を含めた4人の援護役に徹します。

このように、パーティー全員で4万弱のHPしかない状態で20万のHPを持つラスボスに勝つためには、以上のような戦略を十分に整えてから突撃する必要があります。相手がどんな出方をして来たとしても、確率で考えれば、平均的なパーティーの組み合わせこそが最適な組み合わせ、つまりもっとも妥協できる組み合わせになるということのたとえです。

以上をまとめると、「前列と後列が相互に補完機能を果たし、それぞれの属性のプレーヤーが別の属性のプレーヤーの補完機能を果たす組み合わせを考えるのが確率論上、最適な組み合わせである」、といえるでしょう。

あと、クラスメイトで1人くらい必ずいたと思うんですが。。。

 

これ、組み合わせ考えるときに、全員「格闘家」にしてラスボス突っ込んだら、けっこうな「確率」でパーティー全滅するでしょwwwww

 

たしかに攻撃力は最強ですけど、回復魔法使えないし、8回の攻撃を受ける前にラスボスを倒さなければならないという非常に困難な条件を強いられます(5,000×8回の攻撃=40,000のダメージ HP9999×4人=合計HP39,996)。それに、ラスボスのHPが残り10%に低下した時、ダメージを与えるためには、物理攻撃は有効ではありません。8回以内に倒すには平均HP25,000のダメージを与えていかなければなりません。さらに、攻撃をしている間にも周りのパーティーがどんどん死んでいきますから、回復魔法がないと長時間の戦闘に耐えられません。

このように、「偏った属性同士(あるいはモノの考え方)を極力平均化していくということが最適な戦略となり得る」、というのがコラムのメインテーマです。

 

いちおう、「召喚士をパーティーに加えて召喚獣に戦わせれば簡単に倒せるじゃねーかよ」、と厳しいツッコミが入りそうなので、みなさんの反論を封じ込んでおきますよ。

 

残念ながら実際の金融取引の現場では、

 

 

 

 

 


召喚獣は呼び出せません

 

 

そういうズルはできないんですよー(それを言ったら魔法もそうなんだけどさ。。。)

このネタ笑ってくれるヒト何人いるのかな( ̄▽ ̄;)。。。

 

実は、分散投資とかポートフォリオって新しく学ぶ考え方ではなくて、子どもの頃、ゲームの攻略本読んで研究したはずなんですよ。金融取引に置き換えると、教科書がごちゃごちゃわけわかんない数式ばっかりだから、どんどん難しく考えてしまうだけのような気がするんですよね。だけど、「考え方の本質はまったく同じでしょ?」というお話です。

この本質という土台の部分がしっかり理解できていれば、商取引でも金融取引でも応用が効くし、基本となる考え方がブレないと思うのですよ。

 

 

【たとえ話を使って戦略の本質を考えてみる】

 

 

メインテーマとしてRPGを使ってポートフォリオの考え方の本質を私なりに書いてみましたが、これは何も金融取引にかぎらず、商取引、スポーツ、営業トーク、男女の駆け引き、ひいては軍事戦略に至るまで、すべての考え方の本質の部分って実は同じで、すべては本質という基礎の土台の上に成り立つ応用問題であると思います。たしかに姿・形は全然違うけど、本質の部分は同じ。だからこそ、基礎となる部分―「考え方の本質」―をしっかり身につければ、あとは応用を効かせて、金融取引の世界でも現実の社会でも、より効率的・合理的に戦略を組み立てることができるようになると思うのですよ。

そういえば、サーフィンが大好きなトレーダーの友人が言っていました。「サーフィンもトレードも本質は同じことなんだよな。同じ形の波は二度と来ないけれど、一度波の乗り方をきちんと身に着けることができれば、どんな形の波が来ても、応用を効かせて乗ることができるようになる」、と。私も彼の意見には非常に共感できます。

 

では、大きく3つの例をあげて、「軍事戦略」・「営業戦略」・「サッカー」について書いてみます。2番目は私の実体験です。かなり内容がエグイので、心臓弱い方は読まないほうがいいかもしれません。

 

まず、軍事戦略で考えれば、「長篠の戦い(1575年)」で織田信長の使った火縄銃の3段打ちの戦術は有名ですね。当時、天下無敵と言われていた25,000人を超える武田騎馬軍団、対する信長軍は3,000人程度。数では絶対に勝てない、さてどうするか?

小学生でも内容を知っていると思うので結論を書きますが、信長の使った戦法は、3列で交互に攻撃を繰り返していくことで連続発射が可能となり、相手に連続攻撃を与えられるというものでした。当時の火縄銃は、たしかに威力こそあれ、発射するたびに銃身内のゴミを掃除しながら弾を込める作業が必要となり、次の発射までに非常に時間がかかりました。

そのため、鉄砲隊を横一列に並べて攻撃をすると、銃を打ってから次の銃を打つまでに時間がかかりすぎてしまい、ものすごいスピードで襲いかかってくる武田の騎馬隊に踏みつぶされてしまいますね。

そこで、鉄砲隊を三列に分散する、つまり、最前列部隊の1,000人が鉄砲を打った後、後列に回って、2列目部隊の1,000人と3列目部隊の1,000人が順々にロールアップして前線で攻撃している間に、後列にまわった1,000人は、銃身内のゴミを掃除し、砲を込めて火がつくまでの時間を稼ぎつつ、時間差攻撃を仕掛ける。これにより連続発射が可能となる。この話の内容は有名なので誰でも話くらいは知っていると思いますが、この話の本質は「①鉄砲隊を三列に分散させ、②時間差を利用することにより、③連続攻撃ができないという火縄銃の弱点を補完する」、という点にあります。

これが、鉄砲の三段撃ちの戦術の本質の部分です。さすが名将信長、お見事ですね。

 

次に、私が初めて店舗経営をしたときの営業戦略を書いてみます。かなりエグイと思うかもしれないけど、商売って泥臭いものですからね、ガチで書きますよ。

まず、私はネットでも店舗でもニッチな商売(隙間産業)が大好きですから、大手が採算割れするような小さな繁華街のホテルを買収しました(今は他の地域でも新規で出したり別の商売もやってます、分散投資ね)。顧客対象はカップル(疑似カップル)利用がメインターゲットです(まぁいろいろ行間読んでくださいw)。時間を1時間2,000のような単位に設定すると、バカみたいにお客さんが入ると考えました。実際、繁華街のビジホとかラブホってそんな感じですよね。

で、やってみたところ東日本大震災の直後ということもあり、思ったほどお客さんが来ません(泣)。前のオーナーさんがあり得ないくらいの安値で店を譲ってくれた理由がよ~くわかりました。どうやら街全体が「需要<供給」の状態になっていて、参入するタイミングを間違えたと気づきました。でも買収してしまった以上は、何とかするしかない <(ToT)>

 

とりあえず「需要>供給」の状態にすれば何とかなるだろうと考えました。

結論から言うと、同業者に価格戦争を仕掛けました。周りの同業者は売り上げが落ちて店がまわらないような状態で、どのお店も1時間2,000のような価格設定で営業していました

私のとった戦略は、まず看板をキレイに作り直し、さらに周りの同業者が気づかないような深夜の時間に、同時進行で内装をキレイに施工させました。そうすると、自然と客足が私の店に集まるようになります。そうすると周りの同業者は腹いせなのでしょうか、私の作った看板はあっという間に破壊されてしまいました。

当然、そんなことは想定していましたから、あらかじめ次に設置する予定の看板は倉庫にしまっておきました。ただし、次の看板の料金表示は1時間1,500に下げた看板を店の前に置きました(これはポーカーで言うブラフ、ハッタリね)。そうすると、やはり客足が私の店に流れてくるので、みんな慌てて価格を1時間1,500にを下げてきました。はい、また、看板が壊されます。まんまとワナにかかってくれました。次の看板の料金表示は1時間1,000下げた看板を店の前に置きました。当然、相手も1時間1,000に下げました。これ、実は私の店の看板を攻撃するたびに、自分の店の売り上げも下がってしまうというカウンター攻撃の仕掛けです。

さて、ここからは資金力の勝負です(ここに誘導したかった)。同じ街の同じ業種ですから、だいたいの家賃や人件費・高熱費などを計算すれば損益分岐点は予測できます。そこで、同業者のタオルやシーツの枚数を毎朝店長やスタッフにこまめにチェックさせて売り上げを推測しました。この段階で、私も貯金を下ろしながら赤字を補てんしつつ、その時をじっくり待っていました。

で、4か月くらい経ってようやく周りがバタバタ倒産し始めました。これで、「需要<供給」から「需要>供給」の状態が完成です。あとは価格をもとの1時間2,000に戻してもお客さんは私の店を使うしか選択肢がありません[1]

これが私のとった一連の営業戦略です。誤解しないでいただきたいのですが、私がやった事は、看板を3セット作り、内装をキレイに施工し直しただけです。たしかに、この戦略のシナリオを描いたのは私ですが、この戦略の起爆スイッチを押したのは「周囲の同業者たち」です。

結局、この話の本質は、「①自分が攻撃を受けるたびに、参加プレーヤー全体が受け取る利益が減る仕組みを作り、②その仕組みによって価格競争に持ち込み、③資金力で同業者を倒産させ、④需要過多のマーケットを作る」という点にあります。

上記のような戦略ゲームは三国志の「魏」・「蜀」・「呉」みたいに参加するプレーヤーが複数いるゲームですから、同業者が連合を組んで来た時の対応策ももちろん考えておきましたが、手元の資金力では勝てると思い、この勝負にベット(賭け)しました。たとえば、自分がA国であれば、B国と協力してC国と戦うのか。あるいは、B国と協力してC国と戦っている間にB国が裏切ってB国・C国の連合軍となった場合、どのように戦うのか。B国に集中して攻めた場合、様子を見ていたC国がA国に攻めてきた場合、どう守るのか?このように、あらゆるケースを想定して、現在の軍隊(資金量)を「攻撃」と「防御」にどれくらいの配分で配置するのか?非常に奥が深いゲームを経験させてもらいました。

この内容は、今までのポートフォリオの「確率」のテーマからは少しズレますが、統計学の「検定」のわかりやすい例として実体験を載せてみました。タオルやシーツの枚数という一部のデータから相手プレーヤーの売り上げ全体と倒産確率を推測していく作業ですね。これは読者のみなさんも情報の非対称性のゲームに参加する時に使ってみてください。しかしまぁ商売ってホントに大変ですよ。

内装をキレイに仕上げたのも、相手のプレーヤーにとっての情報の非対称性を利用したわけですから、対戦プレーヤーたちのアンテナの感度が鈍かったわけですね。ちなみに、冒頭に書いた味噌汁の味見もこれと同じ考え方ですよ。

かなりナマナマしい話ですが、統計知識を実際の商取引で活用したという実話です。ゲームに勝つためには、「頭脳」を鍛えることも大事ですが、「資金配分」も十分に考えなければなりません。これはいずれ、トレード関連の項目で説明します。

 

では最後に、サッカーを例に考えてみましょうか。

 

サッカーには、「フォワード(FW:攻撃)」・「ミッドフィールダー(MF:攻撃・防御)」・「ディフェンス(DF:防御)」と「ゴールキーパー(GK:防御)」の属性を持つプレーヤー合計11人同士で行うゲームですね。このプレーヤーの属性もそれぞれの果たす役割分担がしっかりしていてポートフォリオの役割を果たしていることがわかると思います。

サッカーは対戦する相手チームによって戦略の組み方が違いますよね。攻撃力が強いチームと戦う時は保守的に守りを重点的に固めながら、相手のスキを伺いつつ、カウンター攻撃を狙います(例:プレーヤー全体のベンチマーク線=基準線の位置はハーフラインよりも相対的に自分チームのゴール側に近くする)。これに対して、攻撃力が弱いチームと戦う時には守りを固めながらも、積極的に攻撃を仕掛けて行きますよね(例:プレーヤー全体のベンチマーク線=基準線の位置はハーフラインよりも相対的に相手チームのゴール側に近くする)。

トレードの世界も同じように、マーケットは絶えず変化し続け、常に一定の形の波ではありません。現在のマーケットの状況に応じて組み込むポジション比率などは柔軟に組み変えていくべきだと考えます(詳しくは、【ロングショート型とレラティブバリュー型】参照)。

よく、「サヤ取り投資は両建て売買してマーケットに対してニュートラルポジションを組むから安心・安全な投資です」と言う方がいます。たしかに教科書的には正解かもしれませんが、実践ではこの考え方はたぶん必ずしも正解ではないと思います(詳しくは、【相関係数の弱点とβ値の重要性】【サヤ取り投資がうまく行かない理由①】参照)。私もトレード関連のブログではそのようなニュアンスで書きましたが、あくまでも理論的なもの。コラム関連のブログはどちらかというと実践的なもの。前者が建て前、後者が本音です。。。

 

さて、サッカーの話に戻りますが、べつに11人全員で一斉に攻撃を仕掛けてもいいですけど、相手にボール奪われて、カウンター攻撃(迎撃)喰らったら

 

 

 

 

 

誰がゴール守るんですか

 

 

いやいや、冷静に考えてみてくださいよ(個人的には観戦してみたいw)。ポートフォリオの考え方を完全に無視していますね、ゲームの例で言えば4人とも「格闘家」の属性でラスボスに対戦挑んでいるのと同じことね。。。

これは実はフルレバレッジ投資のたとえです。マーケットで言えば、ハイレバレッジを効かせて相場が思惑と逆の方向に動いてしまい、追証が払えずに退場を余儀なくされた経験をお持ちの方けっこういませんか?


不動産ローンはどうでしょう?わずかな頭金しか積まずにフラット35のローンとか勢いで組んで、金利が払えず返済に苦しんで物件を泣く泣く競売にかけられてしまった方まわりにいませんか?100万円の頭金で1億円の物件を買う行為は、レバレッジ100倍のポジションを35年間持ち続けるようなものではありませんか?(※もっとも充当金に充てることで元金はちょっとずつ減りますけどね)


レバレッジは本当に「諸刃の剣」と言いますか、うまく行けば、莫大な利益が得られる一方、思惑と逆の方向に動いてしまうと、莫大な損失につながるため、倍率のかけ方は慎重に決めてくださいね。言い換えれば、自分のさじ加減ひとつでボラティリティの大きさを自由に決められるわけですから、本当に注意が必要です。資金が少額の方でサヤ取りをされる方、自己責任でハイレバレッジかけてやってもいいけど、又裂きに遭ったら損失が莫大になってしまうのでくれぐれも気をつけてくださいな(詳細は【システム④】の1.参照)。

私も学生時代にハイレバレッジで株やFXのトレードをしていましたが、どんどん感覚がマヒしてきて、次第に恐怖を感じなくなってしまうんですよね~、これが(汗)

自転車で言えば、最初は補助輪つけて何とか乗れてたけど、いつの間にか二輪でバランスとって乗りこなせるようになると、調子に乗って運転がどんどん荒くなって行きませんか?

ほら、自動車もそうでしょ?運転免許取り立ての頃は初心者マークつけて「車道出るの怖いんですよ」と言ってたくせに、慣れてくると今度は、

 

 

 

 

 

オービスが怖い

って言い始めるでしょ?

 

このように、恐怖の対象が変わって感覚がマヒして行きますからね。

 

いちおう、このブログのコラムの部分は、私の実体験から得た経験談をけっこう赤裸々に書いています。読者のみなさんは、かつての私のようなバカなマネは絶対にやめてくださいね。

 

 

以上、長くなりましたが、こういったゲーム感覚というかコツを自分のモノにしていくことはトレードの世界ではもちろん、実社会でも非常に大事だと思うんですよね。私が思うに、勉強ばっかりやっていた優等生よりも、どちらかというとスポーツやTVゲームばっかりやって来た人間のほうがトレーダーの適正があると思うのですよ。

トレードってスポーツやTVゲームに似た感覚がありますからね。

 

たとえば、400mリレーでバトン受け取るときに、前の走者が「どのコース」を「どのくらいの速度」で走ってくるのかを直前まで見極めて、「どのタイミング」で自分が助走をかけ始めて前の走者と併走しつつ、「どのタイミング」で「どの位置」に手を出せば前の走者とスムーズにバトンの受け渡しができるのか?

また、その時に別の走者とぶつからないようにするためには、「どういったコース選択」をすべきなのか?

こういった感覚的な能力を体得するには、やっぱりある程度の経験を積んだ人間でないとコツが掴めないだろうし、教える側も理論だけでは十分にコツを伝えきれないと思うんですよ。

以前もブログに書きましたが、『「研究室で理論だけを完璧にマスターした先生方が現場でトレーダーになっても必ずしも良いパフォーマンスが上げられる」わけでもなく、かといって「現場で良いパフォーマンスを上げているトレーダーからすれば必ずしも理論通りにはいかないことも知っている」』わけですよ(詳細は【ブログタイトルを変更しました】参照)。

 

いかがでしょうか?

私の言いたいことが読者の方に少しでもうまく伝えられたらいいなぁと思って、イヤラシイ部分も可能なかぎり書いてみました。前回に続き、また長くなってしまいました。

 

 

結局、「考え方の本質」を説明したり理解するには、たとえ話を使ったほうがわかりやすいと思うんですよね。以上の内容を学生さんたちに話してみたら、実はそっちのほうがうまく伝わるということがわかりました。

自分以外の誰かにモノを教えるって本当に難しいと思う一方で、教えることの楽しさがようやくわかってきたような気がします。私は基本的に戦場のプレーヤーですけど、今後は教える仕事もしてみたいなと思うようになりました。

私も自分がしてきた事を学生さんたちに伝える機会を与えていただいた事によって、本当に貴重な体験をさせてもらっているなぁと実感します(あんまりお給料もらえないけどw)。

 

モノを教える順序は、

まず「身近なたとえ話を使って考え方の本質=「基礎の部分」をわかりやすく説明する」。

次に、「考え方の本質=「基礎の部分」をしっかり強固なものとして、その土台の上に成り立つ応用の部分を説明する」。

3番目に、「応用から派生する難しい部分を説明する」。

最後に、「自分の説明を徹底的に批判してもらって、間違いや矛盾点を素直に軌道修正する」。

こういった順序で話を進めたほうが、

①情報の受け手は理解がブレないし、②しっかりとした土台の上に応用を効かせる技術が身に付く」、ということが私自身とても勉強になりました。木に例えるなら、「根」→「幹」→「枝」→「葉」のようなイメージでしょうか。このブログも最初からそうすればよかったな。。。

 

まぁともかく、これでまたひとつ経験値を積むことができましたv

結局、このコラムを通して私が読者のみなさんに伝えたかったことは、

 

RPGの「戦士・空手家」と「黒魔術師・白魔術師

・サッカーの「フォワード」と「ディフェンス

・会社の「営業担当」と「コールセンターのオペレーター

そして、

・サヤ取り投資の「買い玉」と「売り玉

 

一見すると、どれも姿・形は違うけれども、ポートフォリオの観点から見れば、どの組み合わせも自分に無い能力を相互に補完し合っていますよね。

つまり、「考え方の本質」はどれも同じということ。

これが言いたかったわけです。

なお、追記として、ポートフォリオは【(左の項目+右の項目)÷2】を計算してみて、なるべく「ベンチマーク=平均値」に近似するように設計するのが最も理想的である、と考えられます

以上

 

[1] 独占禁止法(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)の定める「独占的状態の要件」は、次の諸点が必要です(法第2(7))。

(1) 国内総供給価額要件

 同種の商品、役務の価額が、年間1,000億円を超える

(2) 市場占拠率要件

 上位1社で50%超、又は上位2社で75%

(3) (4)省略

以上により、私のとった営業戦略は下線部の要件を満たしていないため、独占禁止法に抵触するものではない、と考えられます。

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2014年2月 9日 (日)

コラム その⑥【期待値が高いと満足度は低下する~うまい話にはウラがある~】

 

まず、はっきり言いますが、儲かる話は基本的にヒトには教えません。

 

世の中甘くないですからね、マジで。

 

私もうんざりするほど営業電話がかかってきます。

 

ふぅやれやれ。

 

 

【うまい話にご用心!】

 345_0803

 出典:「府政だよりNO.345(平成22年3月7日号)


ベンチャー企業の経営者の友人から短期融資の案件が来ているのですが、1億円程度ご融資いただけませんか?借用書は取締役全員の連帯保証付きで借用書をまとめるのでいかがでしょうか?期限は1か月程度で支払いは10%の利息を予定してします。ですから1,000万円の予定利益ですね。なお、領収書を切る関係で申告はご自身でしていただくことになります。それから、私が仲介料として20%くらいいただけたら嬉しいのですが。ご検討お願いいたします。

 

みかぶ(未公開株)の話なんですが、お付き合いでいかがですか?一口30万円で特別にお譲りしますよ。ユーディーさんだったら100株くらい特別にお譲りするので3,000万円。どうです、安いでしょ?ただ、問題は上場までに2年くらいかかる予定ですから、短期の話ではないですけどね。株価は現在のペースで会社の規模が大きくなると想定して、上場初値で売り抜ければ最低でも2.5倍くらいは堅いかと思います。だから7,500万円くらいを見ていただければと思います。2年で4,500万円の利益だからまぁ悪くないでしょ?ご検討お願いいたします。

 

近々、大手製薬会社とベンチャー製薬会社が資本提携するんですよ。今まで技術力こそあれ、十分な販売ルートを持っていなかったベンチャー企業が第三者割当増資によって大手製薬会社が株式を大量に保有することになります。実質、子会社化するということです。さらに、ベンチャー企業側は臨床試験をクリアしたばかりの新薬の認可発表が重なります。さすがに銘柄は教えられないですが、短期間の余剰資金の運用としては5倍くらいになると思うので遊び感覚で3,000万円程度いかがでしょうか?発表と同時に売却すれば12千万円程度の利益ですが悪くないでしょ。問題は流動性のほとんど無い銘柄なのですが、発表時は買い注文によって需要が膨らむので流動性も十分確保できますし。銘柄?えー、言えないですよ。だって銘柄教えたらユーディーさん成り行きで買い込んで価格吊り上げるでしょ?(笑)

 

そうそう、ご存じですか?最近、マカオの○○ホテルがカジノの所有権を分譲したんですよ。ホテル側が51%の出資比率で、残り49%を個人投資家向けに分譲販売を開始したんです。最低出資額は25億円くらいだったと思います。利益の源泉はカジノの収益のx%のうち出資比率に応じて支払われます。それからオーナー特権として、スイートルームは永久利用できます。これが写真です。そうそう、△△さん(某タレント)ご存じですよね?あの方もオーナーになりました。何でも愛人が支払ったみたいですよ、まったくいいご身分ですよね~。どうでしょう?この案件は特別に手数料5%でけっこうですよ。

 

はいはい。

 

うっかりすると営業トークの巧妙さに全身全霊引きずりこまれてしまいそうですが(笑)

 

たしかに、「うまい話」は玉石混交で、わずかにホンモノも混じっているわけです。だから厄介な存在なのです。その意味では先入観だけで、完全に「肯定」も「否定」もできないのは事実です。

それでは、あなたは玉石混交の情報の中から、100%のうち99%のニセモノと1%のホンモノを正しくスクリーニングできますか?

私は自分の身の程をよくわきまえているつもりです。私にはとてもできません。だから一切やりません(そもそもそんな遊びに付き合うほどのお金ありませんよw)。時々、胸が躍るような投資話を持ち掛けられますが、私のような「一般庶民」にそんなうまい話が来るとも思えませんからね。

私は基本的に、お金と引き換えにもらう借用書の価値は等価のあるいはそれ以上の価値を持つ紙切れだとはとうてい思っていません。まぁ、せいぜいケツのまわりキレイに拭いて終わりですよ(笑)。

だから投資は、自己の責任の範囲内でやることにしています。

 

よく、事業で儲かったから、ヘッジファンドに投資して安心・安全な高利回りの商品を探し求めている方をお見かけしますが、残念ながらあなた程度のところには、そんな話は巡ってきません。本当にいい商品は、すでに順番待ちになっていて、あなたの前にはあなたよりもさらにお金持ちのヒトたちが投資しようと、列を作ってズラーっと並んでいます。一般的に投資できるヘッジファンドはせいぜいどこにでもある石ころのように転がっているものばかりでしょう。

そもそもヘッジファンドに投資することは本当に安心・安全でしょうか?ヘッジファンドの名前を冠したファンドは世界中にどのくらいあるのかご存じでしょうか?そして何社が創業以来、安定した利益を出し続けていますか?また毎年、何社が廃業していますか?

ヘッジファンド投資が安心・安全な高利回りの商品であるならば、「資金を保全しながら少しずつ着実に増やすこと」を目的としている、富裕層のファミリーオフィスや企業年金などの運用担当者が、全額をヘッジファンドに運用を委託しないのはどうしてなのでしょうか?

「ヘッジファンド」と聞くとなんだかとても儲かりそうなイメージかもしれませんが、イメージだけで物事を安易に判断するのは非常に危険です。

 

私も自分で投資会社やったり、繁華街で飲食店やホテルの商売始めてからは、それはそれは多種多様な方々に出会いましたけど、私もまだまだ若輩者ですし、世間知らずだなーと痛感することばかりです。まぁ、唯一の例外としては、親友からの情報に関しては信用するようにしています。もちろん、私に話を振ってくれた親友自身が騙されていないかどうか一緒に調査しますけどね。

なかなか「うまい話」はないですよ。

 

ということで「うまい話にはご用心!」ということですね。

 

ふぅやれやれ。

 

 

【富裕層とプチ富裕層】

 

 

インドの富裕層はゴルフに行くときはボロボロのシャツを着て行くのだそうです。いいシャツ着ていると山賊が襲ってくるそうです(笑)日本はつくづく平和な国ですね♪

 

一般的に【富裕層】と呼ばれるヒトたちは、自分の意思決定力をしっかり持っていて、経済的合理性に基づいて物事を論理的に判断していきます。「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」やるのか、その結果として「どうなるのか」。「メリットとデメリットは何か?」「リスクに対してリターンはどのくらい見込めるのか?」「事業計画書はあるのか?」「数値データはあるのか?」「数値データに確たる根拠はあるのか?etc…

むしろ、このように判断できなければそもそも富裕層にはなれないし、運良くなれたとしても、あっという間に詐欺に引っかかって奈落の底に落ちてしまいますからね。

だから「彼ら」は人脈をとても大事にします。(「彼ら」としたのは、私は富裕層ではないからね。早く「私たち」と書けるようにがんばりますよ、はいはい。)彼らの特徴は、「何を買うか」「どこで買うか」ではなく、「誰から買うか」という事を非常に重視する傾向が強いように思います。

また、彼らが投資家として資金を提供する際にも、「何をやらせるか」はもちろん大事ですが、それ以上に「誰にやらせるか」、さらに言えば「どんなチームに運営を任せるか」ということを非常に重視している傾向が強いように思います。

彼らはすでに優秀なビジネスパートナーを有していて、「誰に」「何を」「どのタイミングで」頼めばいいのかを把握しています。富裕層の周りにはやはり富裕層の友人がいて、彼らの周りをさらに専門家である優秀なビジネスパートナーたちが囲っています。だから孤独な富裕層はあまり見かけません。

私も社会に出てからわかったのですが、彼ら―富裕層と呼ばれるヒトたち―は、互いに見えない鎖でつながっています。だから「金持ちケンカせず」という言葉があるのでしょう、たぶんね。

このように、富裕層に近づく情報のほとんどは専門家である優秀なビジネスパートナーたちによって厳密にスクリーニングされ、詐欺師はなかなか近づくことができません。

 

これに対して【プチ富裕層】と呼ばれるヒトたちは、自分たちが裕福でありつつも、どこか心が満たされていません。世間一般のヒトたちよりは収入はあるけれども、かといって大金持ちでもない、いわゆる小金持ち。高収入によって「物質面」は満たされているけれども、なんとなく「精神面」が満たされていないヒトたち。

彼らの周りには富裕層の友人もいなくて、相談できる優秀なビジネスパートナーもいません。逆に、たいしたことのない人脈がたくさんいたりします。彼らはお金の使い方を考えるとき、非常に孤独です。だから、適格にアドバイスしてくれる専門家がいないため、寄ってくる情報に安易に乗った結果、詐欺被害に遭ってしまったり、雑誌やネットでの情報収集につい依存してしまうのだと思います。

「勝率100%の投資術」のような誇大広告に騙されて、数十万円商品を買って大儲けどころか大損失を被ってしまったというヒトたち、こういうヒトけっこういますよね。

これはある種のコンプレックスを反映した結果だとも思うのですが、数十万円もするブランド物のバッグが飛ぶように売れたり、数千万円もする輸入関税たっぷりの外国製の高級車が街を走っているのは、富裕層に少しでも近づきたいという劣性意識の表れではないかと思います。言い換えれば、「物質面」を満たすことによって「精神面」をカバーしつつ、街に出るときにわずかながらの自己顕示欲を満たすためのガラクタを購入し続けるわけですよ(笑)

 

「最近ベンツを買ったんですよ。減価償却で4年落ちは2年で落とせますからね、いや、うまく行けば税務担当者によっては1年で認めてくれるかもしれないな。この度、節税対策も兼ねて買ってしまったんですよ、ははは。それに、やっぱり経営者たる者、万が一事故にでも遭ったらしばらく商売できなくなりますからね。体が資本といいますか、やっぱりドイツ車はいいですよ。頑丈ですしね、いざという時に体を守ってくれますから。ほら、リスクヘッジというやつですよ。やっぱり体が資本、体が資本ですよ。」

 

これは建て前...

 

「私は実業家。事業がんばってお金持ちになった。わーいわーいヾ(^^)ノほらみんな見てくださーい。わたしはお金持ち。ほらベンツ乗ってるよ。あっ、ベンツってわかるかな、左ハンドルの高級な車ね。さぁて、見せびらかしに街に出かけよっかなー。おっ!信号が赤になったぞ。横断歩道を渡るヒトがこっち見てるな。チッ、しょーがねーなー、特別に窓全開にしちゃおうかな、ほら見て見てー。私はお金持ちv(^^)v

 

これが本音...

 

ということで、ブランド品のマーケティング戦略がアプローチする対象は、【富裕層】の『財布の中』ではなく、富裕層っぽく見られたいと願う【プチ富裕層】の『コンプレックス』と『自己顕示欲』だったりするわけですよね。この部分の心理をいかに巧妙に埋めるのかが、彼らの商売の基本ですからね。彼らは【富裕層】に憧れを抱く一方で、「理想」と「現実」の狭間でジレンマを感じており、「嫉妬」や「妬み」を持っています。富裕層ビジネスは、この心理にアプローチをかけるわけですね。

 

そもそも富裕層ってじつはあまりお金使わないし、現金をあまり持っていなかったりします。彼らは自分の利益の源泉が「社会経済そのもの」にあることをよくわかっています。だから、「自社の株式」や「不動産」といった実物の資産がホンモノであることをよく理解していて、資産に対する現金比率はじつは想像以上に少なかったりします。

彼らは本当に地味というか、ロクにバッグさえ持たずにデパートの紙袋とか持って平気で移動しますからね。たぶん車で移動するから雨にも濡れず、紙袋で十分なのでしょうけれど。

さらには、昼食は牛丼や立ち食いそば、どの時間に混雑しているかわかるので、ピーク時間帯は避けて行動します。また、旅行に行くときは旅行代理店で格安チケット探しに精を出します、どのシーズンのどの日程が最も安く目的地まで移動できるのかを把握するためです。

なお余談ですが、デパートの売り上げのほとんどは外商と呼ばれる富裕層の専門ブースで行われます。外商部のヒトたちは口を揃えて言います、「当デパートの本当のお客様は混雑している週末には絶対にやって来ません、お客様は平日のお昼に散歩がてらに立ち寄ってくださいます」、と。

彼らはモノの本質をよくわかっているというか、バッグは「モノを運べればいい、底が丈夫で機能性が高いバッグをください」、車は「移動できればいい、燃費のいい車をください」といったように、非常にドライで現実的な考えを持った方が多いように思います。

考えてみれば、富裕層は周囲が富裕層であることをすでに知っているので、粗利たっぷりのブランド品を見せつけてわざわざリア充アピール活動に精を出す必要がありませんからね。

 

富裕層」と「プチ富裕層」。お金持ち入門者は次のステップまでが遠いようですね。

 

ふぅやれやれ。

 

 

【タダより安いモノはない】

 

 

「うまい話」には必ずといって言いほどウラがあります。

 

相手の言おうとしている行間を読まないとね、簡単に引っかかりますよ。情報を受け取ったときに、一度冷静になって、「そのヒトは自分に話すことによってどんなメリットがあるのかな?」と冷静に考えてみる必要があると思います。

えっ、そうでしょ? メリットがあるから誰かに話すわけですよね。以下に、金融業界にかぎってざっくりまとめてみます。


Watadama019

出典:「金融広報委員会(第19話 投資詐欺被害の救済を装う詐欺

 

①「証券営業

まず、最も多いのが「証券営業」。これは彼らの生命線だから株式や投資信託を売らないと商売にならないわけ。手数料を稼がないと自分たちの収入源がありませんからね。このカテゴリーには証券会社の営業以外にも、銀行の支店営業、ファイナンシャルプランナーなども含まれます。

 

②「投資顧問会社

次に、「投資顧問会社」。これもお客さんからの会費でご飯食べてるヒトたちだから、お客さんが契約し続けてくれないと商売にならないわけ。会費を稼がないと自分たちの収入源がありませんからね。さらに、悪質な投資顧問の場合、自社で推奨した銘柄をすでに買っていて、会員さんにそれを買わせることによって、会員さんが買って値上りしたところで、自社で予め買い持ちしていた株式を売り玉としてぶつければ値上りした差額も利益になりますからね(これは「フロントランニング」と呼ばれる行為で、証券取引法で禁止されています)。

 

③「投資支援業者

3番目に、「投資支援業者」。これもお客さんからの会費でご飯食べてるヒトたちだから、お客さんが契約し続けてくれないと商売にならないわけ。会費を稼がないと自分たちの収入源がありませんからね。「投資顧問会社」と似ているけれども、決定的に異なる点は具体的な「銘柄・商品」の推奨をしないところ。だからスクリーニング処理機能や株価分析機能などの枠組みだけを販売、あるいはレンタルして収益を上げるのが彼らのビジネスモデル。私も、開発しているソフトウェアが納得できるレベルに仕上がったら、参入を検討しています。テスト用サーバーと優秀な頭脳を貸してくださる学術機関の先生方いらっしゃいましたら、ぜひ声かけてくださいね。巧妙なステマを兼ねてさりげなく宣伝しときます、はい。

 

④「詐欺師

そして最後に、「詐欺師」。これは金融業界にかぎらず、どの分野でも一定数いると思うのですが、相手を騙してご飯食べてるヒトたちだから、カモを探してお金をむしり取らなければならないわけ。カモがいなくなると自分たちの収入源がありませんからね。

私の経験上、この世界の方々はホテル住まいの方が多いような気がします。豪華なホテルのバーで夜景を眺めながら商談をする。東京・香港・シンガポールetc…まぁ、世界中どこでもそうですが、彼らの話を聞いていると、見事なトークの言い回しに景観の美しさも加わって、本当にうっとりとした気分になります。『ホテル住まい』とは、なんと優雅な響きでしょうか。彼らはひと仕事終わったら、盛大にシャンパンでも空けて、美女たちと過激に戯れた後、さっさと別のホテルに拠点を移し、跡形もなく姿を消してしまいます。

最近だと、日本で有名な事件としては、AIJ投資顧問による「年金消失事件」が有名ですね、私がニュースを見て呆れたのは、企業年金の「運用担当」がなんと元証券会社の「営業担当」だったこと( ̄∇ ̄;)オイオイ。「運用部」と「営業部」は同じ証券会社でも業務内容が全然違いますからね。

なお、少し前だとLG社による「疑似通貨“円天”による詐欺疑惑」や、友部達夫元参議院議員の政治団体による「オレンジ共済組合事件」などが有名どころでしょうか。お客さんのお金、遊興費に使っちゃたんだからたまんないですよね。

 

以上、大きく4つにまとめましたが、じつは「詐欺師」の定義は難しく、「顧客に損失を与える行為=詐欺行為」とは定義できないところが非常に厄介です。顧客を欺いて手に入れたお金を遊興費に充てるのはもはや論外で、詐欺師以外の何者でもありません。刑法246条では、「1人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。2、前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。」と規程されており、上記の構成要件を満たしていますね。

でも次のようなケースはどうでしょう?

たとえば、証券営業や投資顧問の場合は十分に上がる可能性の高い銘柄を推奨したところで、結果的に顧客に損失を与えてしまうこともありますし、ファンドマネージャーだって期待通りのパフォーマンスを上げようとしても、結果として顧客の資産を目減りさせてしまうことはよくありますからね。

上記のような行為は詐欺に該当するものではなく、彼らを信託した(信じて託した)投資家の自己責任です。利益が出たときは恩恵を受ける権利があるのですから、損失が出たときは自己の範囲内で責任を負うのは当然です。「権利」と「義務」は常に表裏一体の関係です。

私が言いたいのはそこではなくて、「詐欺師」というのは、最後のカテゴリーで分類できるわけではなくて、上記3つのカテゴリーに含まれているということです。

金融取引の世界は結局のところ、結果が全て、「数字」=「人格」という非常にシビアな世界ですから、うまくパフォーマンスを出せれば「英雄」にもなれるし、パフォーマンスが出せなければ「詐欺師」のように扱われてしまう傾向が強いように思います。そういった意味で、業界全体のイメージが良くないことはたしかです。

私が言いたいのは、「証券営業」や「投資顧問」の営業行為そのものが必ずしも悪いと言っているのではなくて、こういったヒトたちの中に、一定数の「詐欺師」が紛れ込んでいるので注意してくださいね、ということです。

①「大手企業の名刺を信用して未公開株を取得するためにタンス預金を渡したものの、営業担当が消息不明になった。実は、未公開株の話は営業担当がでっち上げた架空の話であった。

②「投資顧問の勧誘を受けて過去一定期間のパフォーマンスが良かったので契約をしたが、言われるままに売買したところ大損してしまった。実は、パフォーマンスの良いデータのみを提示し、悪いデータは公表していなかった。

③「投資支援業者のホームページを見て、過去5年間勝率100%のソフトを見つけた。体験者の声も儲かってそうなコメントが書いてあるし、億万長者になったら何を買いますか?という文言の下に真っ赤なフェラーリやパテックフィリップの時計の画像が貼ってあったので、ついつい購入してしまった。実は、体験者の声はサイトの製作者が自分で考えたもので写真はネットから拾ってきた画像を加工したものだった。さらにソフトは損切しなければ負けないから、買ったらそのまま利益が出るまで持ち続けましょうというだけの内容だった。

③はどう見ても引っかかるほうがおかしいと思いますが(笑)、①②は情報の非対称性が巧妙すぎて判断が難しいところですね。

 

なお、上記「証券営業」「投資顧問会社」「投資支援会社」「詐欺師4つを並列させるのは誤解を招くことは十分承知しているのですが、「情報の発信者」という意味で並べることにしました。業界関係者の方読まれてらっしゃったら、すいませんね。

ただ、私は現場のプレーヤーですから、外野席から直接的なリスクも取らずにエラそうにモノを言ってるだけの人間はあまり好きではないんですよ(但しトレーダー経験者は除く)。すいませんね。

 

ともかく、話を振ってくるヒトがいたら少しだけ相手から距離を置いて冷静に考えてみましょう。タダで情報を提供してくれるお人好しは世の中広しと言えども、そうそういませんよ。①「単に手数料を稼ぐためにあなたに商談を持ち掛けている」のか、あるいは②「本当に稼がせてアガリの一部が欲しい」のか、それとも③「あなたの資金そのものを狙っている」のか。このあたり、判断が非常に難しいところですが。

タダで情報がもらえるからと調子に乗っていると、気づかないうちに高いモノを買わされていることありますからね。

 

結局、「タダより安いものはない」ということですね。

 

ふぅやれやれ。

 

 

【営業と詐欺の間を考えてみる】

 

 

本当にいい商品であれば、売り手から常時アプローチし続けなくても顧客は商品の価値を理解して、勝手に継続申込みをするはずです。そこまで顧客に常時アプローチし続けるマーケティング手法は「売る側の焦り」と解釈してしまうのは私の視点がナナメ過ぎるだけでしょうか?

もっとも行動心理学上、「接触回数が増えると、好感度は比例して高まる傾向にある」という臨床データもあるようですから、顧客がモノを買うまでの理屈と順序、そして財布からお金を出すまでの行動心理を計算して巧妙にアプローチするのが優秀な営業マンということでしょうかね。

みなさんもしつこく勧誘されたり、メールボックスに大量のメールが届いてウンザリした経験ありませんか?

 

まず、こんな営業トークはどうでしょう?

 

メルマガに登録すれば有益な情報をあなたにお届けします。今すぐご登録を!

 

これはネットでよくある営業パターンですが、メルマガ発行の真の目的は顧客データの収集と潜在顧客に商品を売るためによく使われます。メルマガはいわゆる「フロント商材」と呼ばれるもの。「登録することによってタダで豪華特典をプレゼントしますよ」、というサイトもあります。読者に「タダでもらえるんだ、すごいすごーい!」というお得感を与えて、登録させる方法です。

どういうことかというと、いきなり高額な商品を売ってしまうと怪しまれてしまうので、まずはフロント商材であるメルマガや音声ダウンロードなどの特典を使ってお客さんをひっかけます。次に引っかかったカモに「バック商材を売りつける」ために「バック商材を購入させる」ための教育を施していきます。

さて、メルマガを登録した途端にステップメールという見事な営業トークが始まります。ステップメールはだいたい「」→「」→「」→「」バッチリの論理構造で構成されています。これを読んだ読者が「」のメールを読むころには完全にクロージングが完了しています。気を付けて読まないと、ついつい購入ボタンをクリックして契約をしてしまうでしょう。この瞬間に「読者」に過ぎなかったあなたは、晴れて「お客様」に格上げとなるわけです。めでたしめでたし、と。

 

次に、こんな営業トークはどうでしょう?

 

借金○○円の地獄から這い上がった私の△△投資法」「時給○○円フリーターのボクでもできた△△投資法

 

いやいや、さすがに怪しいですが、これけっこう引っかかるヒトいませんか?

私もいろんなサイトのセールス文章読んで、どうしてこういう書き方するのかなぁといろいろ研究してみました。これって実は、他人よりも優位でありたいと願う人間の自己実現欲求に向かってダイレクトにアプローチをかけています。自分を見下してくださいと言わんばかりの「謙虚な言い回し」とは対照的に、さりげなく「あなたよりも稼いでいますが。。。」という事実(?)を文章に入れることによって、読者に心理的なジレンマを与えて揺さぶりをかけるわけです。

「こんな冴えないヤツでもできたのか、それなら自分にもできるはず!」「こいつなんかに負けてたまるかよ、自分はコイツなんかよりも上にいなければならない人間なんだよ!」

意外とこの手の営業トークに引っかかるのは、いわゆる高学歴のヒトに多い気がします。プライド高いヒト多いですからね、そこにアプローチをかけるわけですよ。名刺交換した瞬間にいきなり出身大学の話をし始めたり、過去の栄光にしがみついているような、いわゆる人生の最盛期を過ぎたことは自分では薄々感づいているものの、その事実を受け入れられずに、「どうやって心理的不満を解消してよいかわからない」というジレンマをお持ちの方がいればくれぐれもご注意を!

同じように、「この商品を購入したあなたはお目が高い。世間一般の凡人どもにはこの価値がわからないでしょうね。かわいそうに。でも、あなたはさすがです、見事に気づくことができました。おめでとうございます、あなたは真の選ばれたヒトです。」これはもうたまりませんね。プライドをくすぐりつつ、何と言っても「選民意識」が芽生えますからね。何と!あなたは商品を購入するだけで「選ばれた民」となれるようです(笑)

ついでに言っておくと、プライドが高いヒトの「プライド」はたぶん本来の意味を履き違えています。プライドとは「誇り」という意味です。こんな営業トークに自尊心を揺さぶられてしまうようでは、あなたはたぶんネギを背負ったカモです(笑)。多くのヒトが定義するプライドは「誇り」などではなく、自らの心の脆さを映し出した「虚栄心」ではありませんか?大丈夫でしょうか?自分以外の「誰かを見下す行為」は、同時に「誰かを崇め奉る行為」と上下の振れ幅は等しくなります。しょせん人間なんてパンツ脱いで素っ裸になれば、みんな大して変わんないですから。素敵な勘違いはほどほどにしましょうね。

 

最後に、少し視点を変えてこんな営業トークはどうでしょう?

 

当商品は複利運用で資産の増大を目指します。年利20%で運用します。100万円で資産運用を開始すると、1年後は120万円、2年後は144万円、10年後は1070万円、20年後は4600万円、25年後に11,500万円、30年後に28,500万円。今、あなたは30代ですよね、定年退職する30年後には年金も大して期待できませんよね?また、国家破産したら年金そのものも支給されなくなりますよね?老後の資金には最低でも8,000万円が必要と言われています。今の生活水準で足りますか?足りませんよね?どうでしょう?今すぐ私たちに100万円だけでも資金を託してみませんか?

 

上記の営業トークは論理展開が完璧です。まず、「30年後の具体的金額」によって「得られるものの大きさ」を提示し、次に「年金問題や国家破産の社会問題を引き合いに出す」ことで「将来の不安的要素」を提示し、最後に「今の自分の現状と30年後の自分とのギャップをイメージさせる」ことで「現状と未来の期待値をつなぐ手段」としてクロージングをかける営業トークです。論理展開が見事ですねw

そりゃあ年利20%ベースで30年間複利運用すれば「理論上」はそうなりますけど、実際にキレイに年利20%で資金を運用できる人間がいたらはっきり言って天才ですよ、マジで(笑)20%とかこういうキリのいい数字は、私の経験上、どうも注意が必要というか、怪しい匂いがプンプンします。実際にトレードをやっている立場の人間から言わせてもらうと、継続して年利20%出すってけっこう大変です。もちろん運用する資金量にもよるのでしょうが、年利13%~18%くらいがいいところですよ。

えっ、私のトレードが下手くそなだけw?

これはリスクとリターンの話にも通ずるものがありますが、年間20%の利回りを出せる投資商品は同時に20%の損失(ドローダウン)を出してしまう可能性があるわけです。リスクとリターンの振り子は常に同じ振れ幅を取ります。えっ?リスクを取らずにリターンだけを得ればいいって?そんな方法あったら教えてくださいよ、時間作りますから(笑)

まぁいいですよ。年利20%ベースで、継続的に収益を上げるトレーダーがいるとすれば、よほどの相場技術力をお持ちか(実際いますけどね)、あるいは、定期的にカバードショート(保有しているポジションに合わせて、想定下落幅に対応するように原資産を担保として売り建てすること)したり、逆指値注文を入れて予めロスカット基準を設定するなど、何らかの方法で上手にヘッジ(保険)をかけているはずです。株式をバイ&ホールド(買ってそのままにしておく)だけだと突然の暴落に耐えられませんからね。ヘッジポジションを取ることによって期待収益率を低下させても、ポジションの一部あるいは全体に何らかの保険をかけているはずです。ほら、ドミノ倒しだってそうでしょ?並べながらお尻がぶつかったら全部倒れちゃうでしょ?

私も子どもの頃よくやって泣いたけど。。。

それに運用資金が増えれば増えるほど、投資方法は変わっていくはずです。小さな金額で投資を始めたころは十分に分散投資もできず、結果として損益曲線は荒くなります。大きく儲かることもあれば大きく損をすることもあります。その理由は、ポジション全体に対して保有銘柄の比率が高すぎるわけですからね(飲食店を例にあげれば、高級料理店は単価が「高く」来客数は「少ない」ため、ひとり当たりの客単価が売り上げ比率に及ぼす影響力は「高く」なりますよね。だから来客数が少しでも上がれば売り上げも一気に上がるし、逆に来客数が少しでも減ると売り上げも一気に落ちてしまうイメージです)。

しかし、運用金額が上がるにつれて、オーダーがうまく通らず執行リスクがどんどん上がっていきます。また、流動性が少ない銘柄を大量にオーダーすると自分の入れたオーダースケール(マーケットインパクト)が大きすぎて、成り行きで注文すると、自ら価格を吊り上げてしまい、結果として売るに売れない状態に陥ってしまいます(流動性リスク)。そのため、資金量の増加とともに、ポートフォリオに銘柄を追加し、銘柄を幅広く分散することにより、個別銘柄のポジション比率をポートフォリオ全体から見て、相対的に小さくしていく必要があります。ポートフォリオが大きくなると、分散効果が働くため、損益曲線が緩やかになっていきます。損益曲線が緩やかになるということは、ポートフォリオの質が向上し、大きく儲けることも、大きく損する可能性も当初に比べて「相対的に」小さくなっていく可能性が高いということです。理由は、ポートフォリオが一定数を超えると、それ自体がベンチマークのようになり、イメージとしては「平均値」を取引するようになるためです。TOPIXや日経平均など、ベンチマークの変動率は、個別銘柄に比べて値動きが緩やかですよね(飲食店を例にあげれば、居酒屋は単価が「低く」来客数が「多い」ため、ひとり当たりの客単価が売り上げ比率に及ぼす影響力は「低く」なりますよね。だから来客数が少し増えたところで、たいして売り上げには影響ないし、逆に来客数が少し減ったとしても売り上げが一気に落ちることがないイメージです)。

ふぅ、長々と突っ込みを入れましたが、「理論」と「実践」は異なりますからね。理論はしょせん机上の空論であって、現実世界では通用しないことばかりです。こんな事は学校では教えてくれなかったし、教科書にも載っていません。学校では必要最低限の理論は教えてくれるけど、現実の社会では金融取引はもちろん、理論通りにならないことばかりですからね。

 

以上、ここでは3つの例をあげましたが、これだけ読むと何だか「営業行為」=「詐欺行為」みたいに思われてしまうので、誤解のないように補足しておきます。私は、別に「営業行為」そのものが嫌いなわけではなくて、「誇大広告」に突っ込みを入れるのが好きなだけです(笑)人間は誰もが生まれたときから営業活動をする生き物ですから。言葉を話せない赤ちゃんは泣くことによって、周囲の大人たちに自分の意思を伝えようとしますし、大人だってアルバイトや就職活動の時に自分の能力を売り込むわけだし、さらに言えば気に入った女性を口説く行為も営業活動ですからね。

「営業」と「詐欺」は見分けが難しいのはたしかです。どんな商品であれ、「売り手」と「買い手」の間には、必然的に情報の非対称性が生じます。「売り手」の提示する期待値と「買い手」が解釈する期待値が小さすぎるとモノは売れなくなりますし、逆に大きすぎると誇大広告となってしまい、詐欺に問われてしまう可能性があります。ここで私が言いたかったのは、情報量が「売り手」>「買い手」となるわけですから、「売り手」は「買い手」に対して、誤解を招くような表現は謹んでいただきたいということです。

「営業」と「詐欺」の間。本当に大切なのは、この両者の「行間を読む」能力と、両者の期待値の乖離幅を「自分自身が妥協できる許容範囲内に最適化する訓練」だと思います。結局は経験から学んでいくしかないわけですよね。

 

営業」と「詐欺」の間。両者は似て非なるモノですが、何とも見分けが難しいですね。

 

ふぅやれやれ。

 

 

【期待値が高いと満足度は低下する~うまい話にはウラがある~】

 

 

結局のところ、私がこのコラムで何を言いたかったのかというと、

株式投資や不動産投資といった投資ビジネス、いわゆる富裕層ビジネスに引っかかってしまうのは【富裕層】ではなく、【プチ富裕層】である【お金持ち入門者】なんですよ。

【お金持ち入門者】は、お金よりも大事なものがわかっていないと、富裕層の一員として認められたくて、ついついお金に目がくらんでしまうんですよね。

 

お金はしょせん手段にすぎません。どんなに手に入れたところで目的にはなり得ません。

だからこそ、お金よりも大事なものがわからないといけませんね。

お金より大事なものってなんでしょう?

 

う~ん。

 

みなさんも考えてみてくださいね。

 

 

ということで、「期待値が高いと満足度は低下する、うまい話にはウラがある」、というお話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

10年前の自分に読ませてやりたいわw

 

ふぅやれやれ。

 

 

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はい。

 

まだ終わりませんよ。まだこのコラムの本当の正体を書いていませんからね。

 

このコラムのウラのテーマは、

 

期待値が高いと満足度は低下する、うまい話にはウラがあるが、そこには実はまだウラがあった」ということです。よくわかんないですね。どうして私はこのコラムを書いたのでしょうか?全ての創作物には必ず、作り手の意図があるはずです。

 

いちおう、ここにも「オモテ(建て前)」と「ウラ(本音)」があります。

 

まず、オモテ(建て前)を言うと、3つあります。

 

1つ目は、情報化社会になって「ヒト」と「ヒト」の心を結ぶ役割であるはずの、コミュニケーション能力が、私を含め、低下している傾向にあると思ったからです。特に、今の若い世代のヒトたち(デジタルネイティブ世代)には行間が読めず、言ったことを真に受けてしまう子たちが少なからずいるため、教育目的を兼ねて書いてみることにしました。こういった仕事は、私のように物事をナナメな視線から眺める社会不適合者こそが適任であると思ったからです。20代の学生さんとかね、このコラム読んでみて、いろいろ気づいたことありませんか?社会に出たら、このコラムみたいに行間をわざわざクソ丁寧に説明してくれる大人はいないからね。資格とか試験勉強ばっかりやってないで、バイトしていろんなヒトに絡んだり、合コン行ったりナンパして「行間を読む力」と「駆け引き能力」を向上させてくださいね(笑)

2つ目は、くだらない情報ばかり追い求める情報依存者があまりにも多すぎて、日本の個人投資家の情報判断能力が低すぎると思ったからです。何かこう、うまく表現できないけど、底上げして中位数の位置が少しでも上がることで、悪どい商売をする輩を少しでも減らせればいいなと思いました。わけわかんないガラクタみたいなモノばかりに投資(浪費!?)せずに、もっとマーケットにお金落として出来高を上げてくださいよ。出来高上げてくれたほうが、私の仕事やりやすくなりますからね(笑)でも、考えてみたらこのブログって基本的にサヤ取り投資家しか読まないんですよね。サヤ取り投資家って基本的に中級レベル以上の方ですよね。なんか、本当にメッセージを届けたい相手に実は私の想いが届かないような気がします。。。

3つ目は、定期的に起きる詐欺事件や悪徳業者は本当に許せないため、注意喚起目的で書くことにしました。みなさん、投資関連のブログはじっくり読んでも警視庁のホームページとか読まないでしょ?私は、どちらかというと「騙されるほうが悪い」という考え方ですが、やっぱり物事の本質を客観的に考える視点は常日頃から養ったほうがいいと思うんですよ。特に、学生さんは無菌状態から社会へ出て行くので、人生のちょっと先輩として老婆心ながら書いてみましたよ。お金を稼ぐってことはね、本当に大変なことですよ。

なお、詐欺師の方がこれを読んでいたら、このコラムを逆手にとって、「このヒトの言ってることはとても素晴らしい。こういった事例がありますのでみなさんもご注意ください!」とか言って安心させて、詐欺行為を働くのはくれぐれもやめてくださいね。

 

以上が建て前。さて、ウラ(本音)をバラしましょうか。

 

結論を言うと、この投稿は随所にイラッとする表現を意図的に組み込んでいます。ちょっとした心理テストを実行させていただきました。イラッとした方はカモになる可能性があるから気をつけてくださいね。「これ書いてるヤツ何か気に喰わねぇヤツだな」と思ってURLをコピペして掲示板に投稿したり、フェイスブックやツイッターで拡散しようものなら、まさにあなたはネギを背負ったカモ、私の思うツボです(笑)あなたの尽力によって、巧妙な炎上マーケティングが仕上がったということね。もちろん報酬は出しませんが貴殿の営業活動には心より感謝申し上げます。はい。ということで、情報のスクリーニングは「感情的」にではなく、「論理的」に行ってくださいね。

さらに、上記のようにわざわざトリックを書いたのは、相手の起こしそうなアクションを前もって提示しておくことで、相手の動きを事前に封じ込めるというディフェンス効果を期待したものです。上記のような文言を書いておくことによって炎上してもスルーされても、つまり結果的にどちらの方向に進んでも私の期待値をニュートラル化する作業をしたわけです。←という文章そのものも実はヘッジ機能です。

 

なお、補足として当コラムを執筆するに当たって、以下のような点に考慮しました。

 

まず、長々とした文章を書いたのは、移動中の方や仕事の休憩時間中に読まれる方など、ブックマーク登録をして後で読もうかな~と思ってくださる方が少なからずいるかもしれないと思ったので、違うタイトル同士ですが話の流れを途切れさせないように工夫してみました。文章が長すぎてわざと一気に読めないようにして、密かにブックマーク登録を促してみました。

次に、イラっとした時の矛先が自分に向かうのを少しでも和らげる効果として、自らの属性を「一般庶民」としました。これにより自らの自己保身としてヘッジ機能を組み込んだわけです。一般大衆の一人にすぎない私のような人間が、がんばって背伸びして書いてるから、私もみなさんと同じ目線で書いてるので私にイラッとしないで応援してくださいね、というウラの意味があります。

3番目に、自分の心理をそのまま書いたのは、「あー、このヒトってけっこう信頼できるかもな」という暗示を前もって読者にかけておくことにより、将来の潜在顧客を獲得できるのではないかという淡い期待が芽生えてしまい(笑)、結果として自らの期待値をやや上げてみることにしました。

さらに、前文に対応するように、文中に「外野席からリスクも取らずにエラそうにモノを言ってるだけの人間はあまり好きではないんですよ(但し現場経験者は除く)」という表現がありますが、「但しトレーダー経験者は除く」という文言を組み込んだ意図については、私も将来的に参入を考えているためです。この文言入れとかないと、「今現在言っていること」と「将来やろうとしていること」が矛盾してしまいますからね。そう、将来の自分の自己保身としてヘッジ機能を組み込む必要があると思い、この文言を入れることにしました。予め乖離幅を示し、その間に生じるであろう矛盾点を示しておくことによって、自分の発言をがんばって正当化しようと努めているわけですよ(笑)

また、詐欺に引っかかりやすいヒトの特徴として「プライド高いヒト」と記述しましたが、【過去の栄光にしがみついているような、いわゆる人生の最盛期を過ぎたことは自分では薄々感づいているものの、その事実を受け入れられずに、「どうやって心理的不満を解消してよいかわからない」というジレンマをお持ちの方】という記述には、実はもうひとつ意味があります。これ実は、「日本人」のことです。かつて、"Japan as No. 1"と称賛され、世界経済を牽引してきた日本経済はとっくに終焉を迎えました。それにもかかわらず、アジア諸国を歩いていると、虚栄心を捨てきれず、偉そうに立ち振る舞う自称グローバリストの日本人をよく目にします。私は、そんな光景を見るたびに、1人の日本人として本当に情けない気持ちになります。もはや日本はアジア全体から見れば最東端に位置するひとつの国家に過ぎないのですよ。自称グローバリストの皆さん、勘違いはほどほどにね。よろしければ、コラム【グローバル社会と日本経済の未来について思うこと】をご覧ください。

4番目に、当コラムは文中に適度に下ネタが組み込まれています。これはユーモアを交えることにより「読み手」と「書き手」の距離感を柔和させる効果を期待しているためです。だって、ガチガチのお堅い文章は途中で読まなくなるでしょ?ユーモアは社会を円滑にするための潤滑油ですからね。私のユーモアは99%が下ネタですがw

5番目に、当コラムの90%程度は私の実体験に基づいて、10%程度は伝聞に基づいて書いています。なるべく客観的な記述を心がけたつもりですが、コラムという特性上、筆者の主観的要素も含まれておりますので、その点ご了承いただけたら幸いです。

最後に、当ブログは私のささやかな自己顕示欲を満たしたいという思いで書いています。この世に存在する全ての創作物は作り手の自己顕示欲を顕在化させたものです。私もこのブログで情報をアウトプットすることにより、ちょっとでも「このヒトすごいな」って思われて欲求を満たしたいわけですよ(笑)普段は、社会とあまりダイレクトに関わることが無いような仕事してますからね。

 

ガチで本音を書いてしまったけど、こんなところでしょうか。人間の本性って何ともイヤラシイですねw

さて、いかがでしたか?みなさん私の仕掛けたトラップにしっかりと嵌まっていただけましたでしょうか?建て前を羅列した時のフェイントにうっかり引っかかりませんでしたか?

このように詐欺師は適度にみなさんの心理に巧妙にフェイントをかけてくるので、うっかり期待値を上げてしまうのは注意してくだいね。


現実社会って結局のところ、ポーカーゲームと同じ仕組みで、相手との間に存在する情報の非対称性を考えながら、自分で論理を組み立てていくゲームだと思うんですよ。

相手の表情や発言の意図を読み解きながら、それが「ブラフ」なのか「真実」なのか見極めなければならないわけですからね。


Lasvegaspoker

出典:「Playing Poker in Las Vegas(The (Mis)Adventures of Colin

 

以上、ステマの練習でした。あはは、このコラムの存在自体が実は巧妙なステマだったわけですw

 

ふぅやれやれ。

 

おしまい。


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2014年1月31日 (金)

コラム その⑤【モノを買わないヒトたち~80年代生まれの金銭感覚について思うこと~】

 

はじめにお読みくださいこのブログについて

 

 

【モノを買わないヒトたち~80年代生まれの金銭感覚について思うこと~】

 

 

私は1982年(昭和57年)生まれ。私たちは、平成元年(1989年)に小学校に入学し、右肩下がりの日本経済の中で成長していった世代に当たる。年代で言うと、先行する「氷河期世代(ロスジェネ世代)」と後に続く「ゆとり世代」とのちょうど中間に当たるくらい。


私たちの世代が小学校に入学した頃の日本は、バブル経済が崩壊し、後に「失われた10年」「失われた20年」(19913月~)と呼ばれる暗黒の時代が始まった頃だ。ベルリンの壁が崩れ、冷戦時代が終焉し、ソビエト連邦が崩壊していく様子を父が興奮しながらテレビにしがみついて見ていたのを思い出す。


ある日突然、「家庭の事情」により、さよならも告げずにクラスメイトが転校して行ったり、近所の大きな屋敷の玄関に「差押さえ」という意味不明なお札が貼られていたり。。。


 

先行きの見えない日本経済、大人たちの曇った表情を見上げながら、何とも言えない息苦しい閉塞感の中で育った。そんな時代背景もあってか、「何となく将来が不安」と漠然とした思いを抱えながら成長してきた世代だ。

 


私たちの世代は概して、あんまりモノを買わない世代であると言われる。ムダ使いせずにせっせと貯蓄に励む[1]。車を所有することがあまりカッコいいという感覚ではなく、駐車場代がもったいないからどうしても必要なときはレンタカーで済ませる。パーティーや披露宴でちょっと見栄を張りたいときはブランド品のバッグや時計をレンタルして、あとでこっそり返却する。本を買うのももったいないし置き場所が邪魔になるから図書館で予約して、必要なところだけコピーを取ってファイルする、など。


私の周りの同世代の知人・友人たちと話しをすると、わりと「地味」で「質素」な金銭感覚を持っているようだ[2]

 


そういえば、私も賃貸マンションに住んでいて、家具は全部レンタルしている。



理由を考えてみた。


 

まず、賃貸にする理由は、ローンを組んでも将来何があるかわからないし、頭金を積んで買うよりも、現金は何となく手元に置いておきたいという漠然とした不安。


無駄遣いせずにお金を貯めて、株や不動産に分散投資すれば「時間」+「金利」を味方につけられますからね。自分が住んでしまったら、結局は「資産」という名の「負債」に固定費を支払っているだけになってしまうような気がしてならないのです。同じお金でも「借金の返済」にまわすと、今度は「時間」+「金利」が敵にまわってしまいますからね。


分譲マンションなんてどうせ買ったところで、働いて稼いだ大切なお金の中から、「鉄とセメントの塊」に毎月バカみたいな金額のローンを払い続けて、やっと定年間際になってローンを払い終わる頃には資産価値は限りなくゼロに近くなっているし。さらにいえば、私は海の近くに住んでいるから地震とかあって津波が来たらマンション担いで逃げられないし。


 

そうそう、家具もそういう理由でレンタルにしたんだっけ。何かあって逃げるときに、手は2本しかないでしょ。緊急事態に直面したら、ボストンバッグ1つか2つ持って脱出するのが精いっぱいだと思う。

 


 

だからあまり余計なモノは持たないし買わないのです[3]

 


 

「直接所有」ではなく「間接所有」という新たな価値観を持つ人たち。


そう、割とシビアで合理的なのですよ、私たちの世代はね。

 

 

[1] ↓この記事の内容は非常に共感できます、でも買いたいモノがないのです。 

 【「貯金」が社会の毒になる ~金は天下の回りもの~

 

[2] 私を含め、私のまわりにはかなり変わった人間が多いので、母集団から抽出した標本が平均からだいぶズレているかもしれませんが。また、私は、物欲というものが全くない人間なのであまり参考にならないかもしれません。節税対策ができないと税理士によく怒られます、はい。。。

 

[3] 誤解のないように補足しておきます。結婚して子どもがいれば当然、最適と思われる場所に「定住」して、子どもの教育に専念すべきと考えます。結局のところ、「教育」こそが最大の投資ですからね!

 

 

コラム・その他】←ひまつぶしに読んでね♪

 

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2014年1月13日 (月)

コラム その④【逆張り投資の注意点】


これまでに書いた【統計関連】のブログでは、【正規分布】をもとにして統計の話をすすめてきました(まぁ教科書どおりというか...)。

標本と推測統計】の項目では、一定数以上の標本をもとに母集団の持つ本来の姿を推測していく方法を書きました。また、【ボリンジャーバンド】の項目では、金融工学の限界について少し書きましたが、ここではもう少し突っ込んで書いてみます。

 

                                                                                                                               

【マーケットは正規分布ではない】

 

まず、「マーケットは正規分布ではない」、ということです。

 

マジでしつこいくらい書きましたがマーケットは正規分布はしません、絶対に!

「絶対」という表現は適切ではありませんが、99.9%あり得ません。考えてみてください。参加者全員が利益を奪い合う資本主義の戦場で、参加する投資家全員が協力して正規分布になるように「売り」と「買い」のバランスをとって行くことが果たして現実的に可能でしょうか?どなたか私のために損をしてくれる役割を進んで引き受けていただけますか?(笑)

 

 

【正規分布とベキ分布】

 

正規分布はあくまでも、金融モデルをわかりやすい関数に置き換えて考えるための空想の確率モデルです。だから当然、現実の世界に当てはめて考えた場合、そこには必ず誤差が発生します。というか、これはこれでしょうがないのですが、問題なのはこの「誤差」です。

 

株式や為替でも、マーケットの95%の変動については正規分布で説明できるような変動ですが、残りの5%が壊滅的な大打撃を投資家に与えてしまい、めったに起こらないと言われている標準偏差σ3でさえも遥かに上回る桁違いの変動が、この世界では数年ごとに見られます(少し前の事例としてはアジア通貨危機、ITバブル崩壊。最近の事例ではサブプライムショック、リーマンショック、東日本大震災、など)。

 

この時までは、マーケットに参加していた多くの投資家たちは、95%の確率(いわゆるσ2)ではコツコツ利益を得ていたのですが、残りの5%の大きな相場変動によって、今までの利益をドッカーーーンと一気に吹き飛ばすような莫大な損失を被ったと思います(いわゆるコツコツドカンというやつね)。

※95%の確率でコツコツ利益を得る商品とはオプションの売りのこと。

 

実は、正規分布の欠点はこの5%の部分にあります(これはボリンジャーバンドの開発者であるジョン・ボリンジャー氏も実際の説明度は90%弱であると言っていたはず)。

 

初期の金融工学では、原資産の価格変化率の分布が対数正規分布に従い、裁定機会が存在しないなどの仮定の上で、オプションの理論価格を導くことができた(ブラック・ショールズ方程式)。あくまで、数学的に扱いやすいから正規分布としている。この段階での金融工学の理論は、時間が明示的に入っているため動学的ではあるが、実際の価格変化率の分布は正規分布ではなくパレート分布(ベキ分布)に従うため、現実的なモデルとはなっていない。」(出典:Wikipedia KW:「経済物理学」より引用)

 

これは、いわゆる「正規分布」を前提としている「金融工学」に関する批判というか限界の指摘なのですが、経済物理学の世界では、金融マーケットは「ベキ分布」に従うとされています(経済物理学者たちは、正規分布よりも誤差が少なくなるという意味で「従う」という表現を使っているのだと思います、たぶんね)[1]

 

また、

 

95%を占める小さな変動は、ランダムウォークの理論に近い変動なのですが、大きなスケールでの為替の変動にはほとんど寄与していないのです。金融工学で中心的な役割を担っているブラックショールズのオプションの公式はノーベル賞の対象となり有名ですが、市場の変動を単純な確率モデルで近似して捉えているのは、この95%の小さな揺らぎの部分だけです。一番大事な大きな変動の部分をすっぽり無視してしまっていることになりますから、金融の現場では、この公式をそのまま使っている人はいません」(出典:「経済物理学の発見」より引用)

 

では、ベキ分布とはいったいどんな分布のことを言うのでしょうか?

 

 

【ベキ分布】

 

以下の分布図をご覧ください。

 

Cauchy_distribution

x0:分布の最頻値を与える位置母数、γ:半値半幅を与える尺度母数

 

これは一見すると、正規分布のようにも見えますが、これは「正規分布」ではなく、ベキ分布の一種である「コーシー分布」と呼ばれるものだそうです。正規分布とは根本的に大きな違いがあります。詳しい説明は、【期待値が定義されない理由】を読んでいただきたいのですが、標本の「中心値(μ)」や「最頻値」は存在するものの、「算術平均」や「分散」の概念が存在しません。それゆえに、データ分析を行う際、正規分布のように「分散」や「標準偏差」を算出するにはかなり強引な手法である、ということです。

 

ベキ分布のわかりやすい例としては、

 

岩石に衝撃を与えて破砕するとその破片の大きさの分布はベキ分布になることが知られています。ガラスのコップを固い床に落として割ったときに出来る破片も同じです。大きな破片はほんの数個で、中くらいの破片はかなりの数になり、小さな破片は無数にあります。目に見えないような小さな破片の数はさらに多くて、顕微鏡で拡大してみても同じような分布が観察されます。顕微鏡でも見えないくらいのほこりのような破片の数が最も多いので、1つずつの破片の大きさの平均値を求めると、事実上ゼロになってしまうのです。破片の大きさの標準偏差を計算すると、今度は小数の大きな破片の寄与が無視できなくなり、非常に大きな値になります。何桁も大きさの違う破片が混在しているのですからゆらぎの幅を表す標準偏差が大きな値になるのは当然といえるでしょう。」(出典:経済物理学の発見より引用)

 

つまり、ベキ分布では「平均はゼロの値をとり、標準偏差は非常に大きな値となる」ということです。

 

 

【まとめ】

 

以上をまとめると、『株価変動や為替変動の分布も、「ベキ分布」に従うと考えられる[2]。マーケットの変動は、小さな変動が圧倒的に多く、大きな変動は少ないものの、実際のマーケットの世界では、大きな変動は、「正規分布」の場合に比べてかなり多く発生する』といえるでしょう。

 

ということで、「サヤ取り(ロングショート)をボリンジャーバンドだけを使ってトレードエントリーをするのはちょっと考え直してみたほうがよいのでは?」という問題提起も兼ねてまとめてみました。金融関係者で無条件に「正規分布」に当てはめて説明する人を見たら、ちょっと疑ってかかったほうが良いかもしれません。金融関係者には、このような欠点も併せて顧客に説明する義務があるのではないでしょうか?

ボリンジャーバンドを逆張りで使っている投資家の方は、「バンドラインを超えたのに、移動平均線になかなか戻って来ない」という経験があると思いますが、つまるところ、ベキ分布に近い分布をする実際のマーケットでは、理論として使っている正規分布との間に誤差が生じてしまうためです。もし、誤差が小さければ、もっと勝率は高くなっているはずですからね。

 

たしかに、考えてみれば、標準偏差という数字は、正規分布に対して非常に良くできています。というより、むしろ話は逆で、「正規分布に都合よくあてはまる数字として標準偏差が選ばれた」というのが実情なのでしょうね。

そうすると、「正規分布」ではなく「ベキ分布」に従うとされる実際のマーケットでは、「正規分布」をもとに設計された金融工学の考え方でリスク・リターン分析をすること自体に、もはや限界が生じているのでは?と思ってしまいます。

 

ただし、マーケットは「正規分布」を前提とした、「金融工学」によって作られた多くの方程式によって影響を受けていることもまた事実です。その意味では、マーケット参加者が多ければサヤ取り(ロングショート)をボリンジャーバンドで逆張りに使うのも、ある意味では有効でしょう。これを全部「ベキ分布」の仕組みに作り直したら、想像もつかないけど、まぁとんでもなく大変な作業になると思います。

まず、「ベキ分布」に当てはめるもの(「正規分布」でいうところの「標準偏差」)を見つけて、「正規分布」→「標準偏差」→「分散」→「変動」→「偏差」→「平均」のように、前提条件を逆算して全部見直さなくてはなりませんからね。

 

この意味わかります?

 

「正規分布」そのものの考え方を否定してしまうと、「標準偏差」の概念はもちろんのこと、金融取引に用いられる「分散投資」「ポートフォリオ理論」など、今まで私たちが常識だと信じていた概念そのものを根底から否定することになってしまうということです。

 

で、どうするの?

 

ベキ分布には「平均」や「分散」の概念が存在しませんけど。「平均」や「分散」の概念を使わずにどうやってマーケット分析をするんだろう??それとも「平均」や「分散」の概念を前提としているマーケット分析がそもそもおかしいということ???

 

これ以上のことは、私にはわかりません。

 

 

【逆張り投資の注意点】

 

結局、私が言いたいのは、分布がどうとかいう問題は別にどうでもよくて、テクニカル分析を用いる際に(この場合は「ボリンジャーバンド」)、「逆張りエントリーの判断はσ2を抜けたからといって、必ずしも95%の確率を説明できているとは言えず、無条件にエントリーすべきではない」、ということ[3]

 

ボリンジャーバンドは通常順張りに使われる指標ですが、MACDなどのオシレーター系の指標と併せて使うのが有効といわれています。

 

これを逆張りで使う場合は、サヤ取り(ロングショート)にかぎっていえば、

 

「ボリンジャーバンドが±σ2のバンドラインを超えた場合」に加えて、

 

・「過去n日間のサヤの拡大幅が最大値に達した場合」に限りエントリー対象とする。

・「サヤの周期性が一定の条件を満たしていると判断した銘柄ペア」に限りエントリー対象とする。

 

などのように「ボリンジャーバンドは、他のアイデアと組み合わせて用いるのが現実的な妥協策となり得る」、と考えられます。

 

以上、参考まで。

 

[1] [2] 正確に言えば、マーケットは「ベキ分布」にはなりません。

[3] ボリンジャーバンドの場合、「トレンド相場」ならば「順張りが有効」で、「レンジ相場」ならば、「逆張りが有効」と言われていますが、それは結局のところ、後になって見ないとわかりません。れは間違えやすいのですが、株価が95%「収まる」のではなく、「95%」収めているといったほうが正しい表現だと思います。バンドラインは後から被せているのです。この点を理解できていないと逆張りで痛い目を見ることになります。

 

 

【参考文献・資料】

 

・高安 秀樹「経済物理学の発見」

光文社 (2004/9/18)

 

・ベノワ・B・マンデルブロ、リチャード・L・ハドソン「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」

東洋経済新報社 (2008/6/6)

 

・マーク・ブキャナン「歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学」

早川書房 (2009/8/30)


・ブログ「ベキ分布と正規分布


・ブログ「経済物理学ベキ分布


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2014年1月11日 (土)

コラム その③【FX(外国為替)を使ったサヤ取りは有効か?】

お知らせ【ブログを移転しました


FX(外国為替)を使ったサヤ取りは有効か?】

 

このブログを読んでくれている知人の方々から、FX(外国為替)で相関取引の考え方は使えるのか?ということを非常によく聞かれるので、私なりに考えたことをまとめてみました。

 

で、結論から言うと、

 

 

 

よくわかりません

 

 

 

まず、このコラムを読む前にFXでサヤ取りをしようと考えているみなさんに1つだけ注意喚起をさせてください。為替の世界で相関分析をする時は、「価格レート」そのものの相関ではなく「変動率(HV)」の相関を用いるのが常識となっています!

ということで、まずはご自身が使用する予定のプログラムの仕様が、どちらの相関係数を算出しているのかをご確認ください。

 

はい、では長くなりますが。

 

まず前提として、「ロング」と「ショート」の考え方は、対象物の「絶対値」が基準となっています。

 

これは、「ロングショート」の語源についての説明にもなるのですが、これは投資にかぎった話ではなく、「資金がショートした」などのように、私たちの日常生活の中でも用いられています。ですから、「資金がショートした」という場合、「資金」という「絶対量」から減少している状態のことをいいます。

 

よって、

 

『「ロング」は投資対象の「絶対値」が「増加」(絶対値が変化)することにより、ロングポジション(買い持ち)の資産価値は増加する』。

 

一方で、

 

『「ショート」は投資対象の「絶対値」が「減少」(絶対値が変化)することにより、ショートポジション(空売り)の資産価値は減少する』。

 

というのが本来の正しい考え方です。

 

ただし、「ロング」(買い持ち)は比較的長期間に渡りポジションを保有するのに対して、「ショート」(空売り)は比較的短期間でポジションをクローズしてしまうから、という説もあるようです。

 

つまり、ロングショートとは異なる2つの「投資対象」を比較することではなく、「絶対値」同士を比較することが前提となります。【株式】は0円をベースとした絶対値であるのに対して、【為替】にはベースとなる「絶対値」が存在しません。一方の通貨の買いはすなわち他方の通貨の売りを意味します。すなわち、一方の通貨の買いと他方の通貨の売りを同時に行う為替取引の値はすべて「相対値」の概念となります。

ということで、ベースとなる「絶対値」が存在しない【為替】の世界で、【株式】と同じようにサヤ取りの相関の概念が、有効か否かということについて考えてみましょう[1]

 

【株式】のサヤ取りでは、A社の株価 [ x ] B社の株価 [ y ] の価格差 [ z ] に注目して取引をします。取引対象は [ z ] です。[ x ] [ y ] の価格差である [ z ] は、[ x ]   [ y ]  の価格の上下動により値が変化します。

 

一方、


【為替】のサヤ取りでは [ z ] しか存在しません。たとえば、AUD/NZDという通貨ペアは、それ自体がAUDNZDの「相対値」となります。言い換えれば、この取引自体がそもそも2つの通貨同士のサヤ取りをしているのと同じことになります(通貨ペア自体がすでに最小単位のポートフォリオになっているという意味)。

ようするに、AUD/JPYNZD/JPYAUD/NZDの売買をしているのと同じ意味を持つということ(AUD/JPY ÷ NZD/JPY)。だから、これを上記の【株式】に当てはめると、AUD/JPY [ x ] NZD/JPY [ y ] になるから同じようにサヤ取りができるよね?っていうことだと思います。

 

【為替】のサヤ取りについては、2国間の関係が一定であり続けるならば、相関が高いままでしょうけれども、いったん2国間の関係が崩れれば一気に相関が低くなることが考えられます。もちろん、これは「絶対値」同士を比較して行う【株式】のロングショートでも同じことが言えますが。

 

以上を踏まえた上で本題に入ります。

たとえば、オセアニア地域の通貨である「オーストラリアドル(AUD)」と「ニュージーランドドル(NZD)」は高い相関があると言われています。これらの2種類の通貨を使って考えてみましょう。


Nzdcurrency300x199


まず、前提として、『【株式】のサヤ取りでは、「①数ある銘柄ペアの組み合わせの中」から、「②ボラティリティ(変動率)が近い銘柄ペアの組み合わせを抽出」し、「③その中からさらに相関の高い銘柄ペアを探す」のに対して、

【為替】のサヤ取りでは、おそらく相関の高さだけを見て、『限られた通貨ペアの組み合わせ(為替はそもそも通貨ペアの組み合わせである)の中からさらに通貨ペアの組み合わせ同士のポジションを建てる』ということを言っているのだと思います。この違いをよ~く考えてみてください。

前者は、「株式と株式」のペア、後者は「為替ペアと為替ペア」のペアということです。

 

ここでは、異なる2国間の(通貨ペアのさらに)通貨ペアの組み合わせですから当然、ボラティリティは異なりますが、ここではボラティリティニュートラル(変動率の中立化)はできないので、この点は無視して考えます。

というよりも、この部分の作業ができないために「為替レート」そのもの(価格差)の相関ではなく、「変動率(HV)」(価格比率)の相関を用いるというのが、その理由なのでしょうね。

 

で、これをどうやってポジションを組むのかなぁ?と考えてみました。

 

2014111日現在のAUD/JPY93円くらい、NZD/JPY86円くらいですかね。

 

まず、ポジションを【1lot(=10万通貨)】に合わせた場合。

 

1lot(=10万通貨)でポジションを建てると、

 

AUD/JPY9,300,000円(93円×100,000通貨)

NZD/JPY8,600,000円(86円×100,000通貨)

 

となります。残差は、930万円 860万円 70万円。

 

よって、

 

 

ロング: AUD/JPY930万円

ショート:NZD/JPY860万円

ショート:USD/JPY70万円

 

 

というポジションを組むことになります(為替取引はすべて基軸通貨となるUSDを介したクロスレートとなるため、70万円の残差はUSD/JPYのショートポジションを組むことになる)。

 

さらっと書きましたが、冷静に考えると、これって実はとんでもなく難しいことをしようとしているように思うのですが(汗)。。。

 

個人投資家の方でこれを実践している方がいたら、相当レベルの高いことをやっていると思います。

 

 

次に、ポジションを【投資金額】に合わせた場合。

 

AUD/JPY930万円 ÷ NZD/JPY860万円 1.08

 

AUD/JPY9,300,000円(93円×100,000通貨)

NZD/JPY9,288,000円(86円×108,000通貨)

 

よって、

 

 

ロング: AUD/JPY930万円

ショート:NZD/JPY929万円

 

 

という、ほぼニュートラルなポジションを組むことになります(どちらかというとこっちのほうが簡単そうw)。

 

 

以上により、FXを使ったサヤ取り(ロングショート)は、理論上はやろうと思えばできるかなぁという感想です。私はこれについては、自分自身がやったことがないので何ともいえません。今、私は「プレイヤー」としてではなく、外野席の「評論家」として書いているだけですから。なので、実際に取引してうまくいっている方がいれば、それはそれでよいのではないかと思います。

しょせん理論は理論であって、実践とは異なりますからね。そもそも「絶対の正解」なんてこの世には存在しないわけですし、理論上は完璧でも実践では通用しないロジックは今までたくさん見てきました。

なので、為替のマーケットでサヤ取り(ロングショート)をして継続的に結果が出ているトレーダーがいれば、それは1つの正解でしょう。このあたり、私はけっこう柔軟です(FXのサヤ取りで稼いでいるトレーダーさんいらっしゃいましたら、ぜひ私にご指導ください。教えてくれるわけないと思うけど)。

よって、これに関しては、私は肯定否定もしません。投資は自己責任でどうぞ!

 

 

余談ですが、個人投資家でFXを使ってサヤ取り(ロングショート)を行う方法の他にも、裁定取引(アービトラージ)によってポジションを組む方法を以下に書いておきます(極めて厳密に言えば裁定取引ではありませんが)。

前持って言いますが、最後にちゃんと「オチ」が付いてます(笑)

 

 

1つ目は、スワップアービトラージと呼ばれ、「2国間の通貨の金利差」に注目した裁定取引です。数年前に日本でも流行りましたね。

 

FXでは株式と違って2国間の通貨の金利差を「スワップ金利」という形で受け渡しがなされます。

わかりやすい例をあげれば、FX業者AAUD/JPYのスワップ金利が100円、FX業者BAUD/JPYのスワップ金利が50円だとすれば、FX業者AAUD/JPYをロング、FX業者BAUD/JPYをショートにしてニュートラルポジションを組めば、1日ごとに50円の金利が受け取れることになります(この場合、取引する通貨ペアはロング、ショートともにAUD/JPYになりますよ)。

レバレッジをどんどん上げて行って、強制ロスカットに引っかからないようにうまく調整して逆指値注文を入れておけば、レバレッジ10倍なら500/日、レバレッジ20倍なら1,000/日と、(理論上は)ノーリスクで利益を上げられるという方法です。

ここで、賢い人たちは考えました。「スワップ金利がつかない(これを「スワップフリー」という)FX業者Cを探してきて、FX業者AAUD/JPYをロング、FX業者CAUD/JPYをショートにしてニュートラルポジションを組めば、1日ごとに100円の金利が受け取れることになる」、と。Cに該当するようなFX業者は、観光資源くらいしか外貨獲得手段を持たない小さな島国など、いわゆるタックスヘイブンと呼ばれる地域に多く設立されています。

 

私もかつて御多分に洩れず参加しましたが、口座凍結喰らいました(笑)

 

理由は、FX業者Cから見れば、「ショートしている顧客」に対して支払うスワップ金利は、「ロングしている顧客」が受け取るスワップ金利から支払われます。この差額がFX業者の収益の一部となるでしょうから、FX業者は支払う側からも受け取る側からも一定の金利分を調整しながら、金利の「支払い」と「受け取り」をある程度ニュートラル化して経営を行っているはずです。そのため、「ショートしている顧客」>>>「ロングしている顧客」のように、「ショートしている顧客」が一定数を上回ると、FX業者は破産します。だから、「ショートしている顧客」しかいないFX業者は口座凍結してバランスをとるしかないのです。

これが一時、日本で流行ったために、日本居住者向けの新規アカウントの開設ができなくなったFX業者もあると聞きますし、経営破綻に追い込まれたFX業者もあると聞きます。かわいそうに。

 

 

もう1つは、「決済レートのスプレッド」に注目した裁定取引です。

 

同じ通貨ペアの商品を提供するFX業者A社、B社、C社、D社の中に、明らかに異常な値動きをするD社がありました。この会社はおそらくロスカット狩りをしてスプレッドを稼ごうと決済レートを操縦して意図的に吊り上げていたのだと思います。

 

そこで、頭のいい私の友人はあるアイデアを思いつきました。

 

もしも、FX業者A社、B社、C社、D社の中で、その平均決済レートに対してx%以上かい離した異常な値動きを検出した場合、D社に対し、A社+B社+C社の平均値に戻ることを期待して逆張りでハイレバレッジをかけてポジションを建てる。そうすれば、時間の経過とともにA社+B社+C社の平均値へ価格が収斂するだろう、と。なお、この場合、FX業者A社、B社、C社はヘッジとして逆ポジションを建てます。

学生時代に友人たちとプログラムを走らせてトレードしたところ、【規約違反】という大人の事情により、これまた問答無用に一斉に口座凍結を喰らいました(笑)。

というよりもこれは正確に言えば、もはや「FXの裁定取引」ではなくて、「FXという仕組みを使い、意図的な約定レートの操縦から生じるインチキなスプレッドを逆手にとった裁定取引」ですから、残念ながら今は対策されてしまってできないと思いますよ。


黄金の羽根は意外な場所に落ちていたりするので、頭はいつも柔軟にしておかなくてはいけませんね。


まぁ、なかなかうまい話はないものですが。


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2014年1月 4日 (土)

ブログタイトルを変更しました


お知らせ【ブログを移転しました


【ブログタイトルを変更しました】

 

「個人投資家の投資とはあんまり関係ない備忘録」

「サヤ取りブログ~ロングショートを用いたヘッジ取引~」

 

 

以前のタイトルだと情報を必要としてくれている人にメッセージが届かないと思ったので。。。

このブログを読まれている方は「裁定取引(アービトラージ)」と「サヤ取り(ロングショート)」については、言葉や意味をわかっている方が多いと思うのですが。

極めて厳密に言えば、「裁定取引(アービトラージ)」は仕掛けを行った瞬間には理論上は既に利益になっています(例として、先物・オプション取引のコンバージョン戦略[1]・リバーサル戦略[2]など。)。

一方、「サヤ取り(ロングショート)」はアクティブ投資と同じで仕掛けを行った瞬間は手数料分を差し引いた損失から取引がスタートします。どちらも本質はマーケットニュートラルの考え方に基づいており、相場変動の影響は受けない(受けにくい)ものの、両者は似て非なるものです。

当初、裁定取引の体験プログラムを作るのも面白いかなぁと思ったのですが、現実問題として、日中のザラバ取引では機関投資家の発注スピードがあまりにも速すぎて個人投資家の取引環境ではスプレッドの解消を取りに行くのは非常に難しいと思います[3](ナイトセッションだったらいけるかもしれないけど)。

ということで、とりあえず、このブログは学生さんや個人投資家の方でも比較的参入しやすいロングショート戦略にテーマを絞って書いています。両建て投資をすることにより、「期待収益率を意図的に低下させてしまう」というデメリットはありますが、なるべく安全性・安定性を重視した内容をわかりやすくまとめて行こうと思います。

本来、ヘッジファンドなどで用いられるヘッジ取引は、銘柄ペア同士の取引というよりもマーケットの変動をニュートラル化しつつも、マーケットの方向性を分析しながら、一方のポートフォリオに対して、他方のポートフォリオのヘッジ比率を調整しながら取引するものですが(ファンドによってやり方はそれぞれ違うと思いますが)、ここでは11の銘柄ペアの取引について書いていきます。

それから、補足しておきたいのですが、「研究室で理論だけを完璧にマスターした先生方が現場でトレーダーになっても必ずしも良いパフォーマンスが上げられる」わけでもなく、かといって「現場で良いパフォーマンスを上げているトレーダーからすれば必ずしも理論通りにはいかないことも知っている」わけで、私はこの両者に挟まれながら、現在このブログを書いています(すごいジレンマですw)。

いちおう、このブログは学生さんとサヤ取りを勉強したい個人投資家の方を対象に書いているので、どうしても理論寄りの内容になってしまうことをご承知ください。

私がしている事は、諸先輩方が残してくださった難しい文献をわかりやすい言葉にまとめているだけなので大したことはしていないのですが、読んでいただいているみなさんのパフォーマンス向上に少しでも貢献できましたら幸いに存じます。

 

最後に、間違いがあればどうぞご指導くださいませ。私ももっと勉強しなくては!

 

以上、私はただのヒマ人です(* v^ *)v

 

 

[1] コンバージョン戦略は、(合成先物価格)-(先物価格)のスプレッドを取りに行くトレード手法。先物買い+(コール買い+プット売り)の執行を同時に行う。

[2] リバーサル戦略は、(先物価格)-(合成先物価格)のスプレッドを取りに行くトレード手法。先物売り+(プット買い+コール売り)の執行を同時に行う。

[3] 世界の金融マーケットの中心地であるニューヨークのウォール街では多くの科学者や大学教授たちがその天才的ともいえる頭脳を競い合いながらアルゴリズムによる執行プログラムを作成しています。彼らが考え出した方程式はプログラムコードとして組み込まれていきます。そのプログラムコードは瞬時にマーケットの分析を行い、高頻度売買(HFT)を実現させていきます。いまや、アメリカの株式市場の約7割の金融取引は、コンピューターによる自動執行注文によって取引がなされていると言われています。

余談ですが、コンピューターによる高頻度売買(HFT)によりプログラム同士が相互にぶつかり合い、お互いが影響し合うと、原因不明の思わぬ株価急落も起こるわけです(たびたび起こるけど...)。さらに、グローバル化によって世界の金融市場の相関が高くなったため、コンピューターによる世界同時株価大暴落が起こる日も近いかもしれません。やれやれ。

もちろんファンドごとに自社のプログラム構造を管理・保守するエンジニアはいるでしょうけれども、マーケット全体のプログラム構造を完全に把握できている人は皆無でしょう。マーケット全体のプログラム構造は完全なるブラックボックス状態です(笑)。

何とも笑えない話ですが、すでに金融取引の世界では、お金を動かしているのはほとんどコンピューターです。実は、世界の金融は、いまやプログラムによって動いているのです。


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2013年12月11日 (水)

コラム その②【ココログにフェイスブックの「いいね」機能を付ける方法】

記事をわかりやすく書き直しました(こちらからどうぞ!)

【ココログにフェイスブックの「いいね」機能を付ける方法】

 

ココログユーザーの方へ

 

私のブログテーマとは全く関係ない話なのですが、ココログってフェイスブックの「いいね」機能付いてないじゃないですか...検索エンジンでいろいろ探してみたら、どうやらできるみたいなことが書いてあったので試しにやってみました。

で、結論から言うと、




できまし

1_2


やってみたけどうまくできなかった方は参考にしてみてください。

 

まず、フェイスブックにログインした状態で以下のサイトにアクセスします↓

https://developers.facebook.com/docs/plugins/like-button/

 

2_2

 

この中からレイアウト好きなやつ選んで、左下の「Get Code」クリックするとマジでわけわかんない暗号のような画面が出てきます。


4_2


ソースをコピペします(上半分はこのまま使えます。下半分は黒い●の部分はみなさんのURLをペーストしてください。間違えて私の入れちゃったら、みなさんのところに反映されないから気をつけてくださいねw)。

 


<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>


 

<div class="fb-like" data-href="●●●●●●" data-layout="standard" data-action="like" data-show-faces="true" data-share="true"></div>


 

ココログにログインして、管理タブをクリックし、記事の編集をクリックします。

 

5_3 

 

「いいね」ボタンを付けたい記事をクリックすると編集画面が出るので、記事右上の「HTMLの編集」をクリックします(これから書く記事はそのまま右上にボタンあります)。

 

6_2

 

再び、暗号のような...わけわかんない画面が出ます。

 

1番下とか適当に先ほどのソースをペーストします。そして確認→保存をクリック。


はい、うまくいかないw 


私ここでバンカーにはまりました

 

で...ここからなんですが、ソースを良く見ると、すべての記事★は、


<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">★★★★★★</span></p>


のようにわけのわからない「>」「<」に挟まれていることがわかります。

 

この、「>」と「<」の間(★の部分)に先ほどの上半分の



<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>



ソースをそのままコピペします。

 

すると、以下のようになります。


<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">

<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>

</span></p>

 

あとは、その下に残り下半分のソースをコピペします。

 

<div class="fb-like" data-href="●●●●●●" data-layout="standard" data-action="like" data-show-faces="true" data-share="true"></div>


すると、以下のようになります。


<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">

<div id="fb-root"></div>

<script>(function(d, s, id) {

  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];

  if (d.getElementById(id)) return;

  js = d.createElement(s); js.id = id;

js.src = "//connect.facebook.net/en_US/all.js#xfbml=1";

fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);

}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>

</span></p>

<div class="fb-like" data-href="●●●●●●" data-layout="standard" data-action="like" data-show-faces="true" data-share="true"></div>

 

これで「確認」→「保存」をクリックすると、うまくいきます。

うまくいきますが、まだ1つ問題があります...

 

私のブログのURLは、 http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/ なのですが、これをコピペすると1つ「いいね」付けると、全部のボタンに「いいね」が付いてしまいます。


理由は、ココログの構造が、


ブログトップページ/西暦//記事コード

ブログトップページ

        ∟西暦

          ∟月

           ∟記事コードx

           ∟記事コードy

           ∟記事コードz


のようになっているためです。


解決策は、非常に面倒くさいですが、各ブログに対応するURL1つずつコピペする必要があります。

 

例えば、私が最初に書いた「数年ぶりに...」というタイトルのブログ。このブログのURLは、 http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b4c1.html です。

 

"」と「"」に挟まれた●の部分には、http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/ ではなく、 http://yudy-pon.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b4c1.html に対応するものを入れてあげてくださいね。


URLがわからなくなってしまったら、右側の機能の中にある「このブログを見る」をクリックして、対応するページをコピペして「確認」「保存」「確認」「保存」、ひたすら繰り返しです。

 

はい、以上です。メチャメチャ面倒くさいですが、がんばってください!


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私のブログはかなりマイナーな内容なので、見る人自体少ないと思いますが。。。。

2013年12月 7日 (土)

コラム その①【グローバル社会と日本経済の未来について思うこと】


【グローバル社会と日本経済の未来について思うこと】

 

21世紀はグローバル社会、ヒト・モノ・カネ・情報が国境を越えて相互に行き来する時代。たしか小学校4年生くらいだったと思う(だから1992年くらいかな)、社会科の授業で、「近い将来、中国が巨大経済大国になる」、「NIESASEANと言った新興諸国(発展途上国)が経済発展を遂げて日本は追い越されてしまうかもしれない」みたいな事を先生が真顔で言っていたのを思い出す。

私は笑いながら言い返した。「そんなバカな、中国ってチャリンコ乗ってる人しかいないじゃないですか。東南アジアってエビとかしか特産品ないじゃんかw」みたいなね。

 


あれから20余年が経った。あの頃とは、すっかり世界が変わってしまった...


 

中国は2010年にGDPで日本を追い越し、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国に発展を遂げた。NIESは、韓国を例にとればSAMSUNGLG電子などの企業が輸出額を伸ばし、日本の家電メーカーに甚大なダメージを与えた(NECの株価が98円を付けたときは株価ボード眺めながらマジで泣きそうになった)。


かつて、「東を見よ、日本を見習え!」と当時のマハティール首相がルックイースト政策を掲げたASEANの一角であるインドネシアは、今やIT起業家たちにとって、オフショア開発の重要な拠点となりつつある。


そして、香港・シンガポール。都市国家という属性を持つこれらの国家は、自国で輸出資源を持たないため、世界中から優秀な頭脳という人的資源を輸入、アジアの金融センターというサービス財を輸出し、外貨を獲得するというビジネスモデルを構築していった。ビジネススクールの設立を積極的に誘致し、そこでMBAを取得した学生に就労ビザを付与し、国内で引き続き働いてもらい、国家の発展に寄与してもらう。まさに都市国家ならではの国家戦略だなと驚くばかりだ。

今や、香港とシンガポールは多国籍企業にとって、アジアの最重要拠点となり、東京の地位は相対的に低下してしまった。また、かつては、世界の3大証券取引所といえば、東京(アジア)・ロンドン(ヨーロッパ)・ニューヨーク(アメリカ)であったが、今や香港・シンガポール(アジア)にその座を明け渡してしまったように思う。

 


一方、日本を見てみると、出生率の低下と医療制度の発達による少子高齢化社会の到来、それによる労働人口の減少、さらに労働人口の減少と増加する高齢者のアンバランスな比率が引き起こす年金問題など、様々な課題に直面している(まぁどこの国でも厄介な問題はあるんだけど...)。


たしかに、1980年代後半のようなバブルの時代は、株を買って長期保有しているだけで含み益が出た時代もあった。どこまでも続く一方通行の上昇相場。その波にうまく乗ることができれば、テクニカル分析の教科書どおり売買シグナルに従って売買をするだけで、極端な話、誰がやっても面白いくらいに利益を上げられる相場だ。まぁ数年ごとにありますよね、こういう相場が(2005年~2007年くらいは、投資資金を10倍、20倍に増やした投資家の方が少なからずいると思う)。


しかし、2020年の東京オリンピックが終わった後の日本の成長戦略を考えると、私は個人的に日本の株式市場全体が緩やかに下降していくような気がしてならない。長期戦略が読み取れないのだ[1]。また、外国人投資家の日本株に対する興味も低下し、取引高が減少していくように思う[2] 


日本という国は、そもそも発展途上国から資源を調達して、それらを加工して製品を作り、それに付加価値をつけて先進国に売る、すなわち「世界の工場」になることによって、サヤ取りを行い、外貨を獲得してきた国家だ。いわゆる「加工貿易」というビジネスモデルによって、経済を発展させてきた経緯がある。しかし、1973年の変動相場制の導入以来ドル円のチャートを眺めると年々、少しずつ円高が進行していることがわかる(最近は円安になっているけど。どこまで持つのかな?[3])。[4]

Chart_2

出典:「日本銀行ホームページ」http://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/cgi-bin/famecgi2?cgi=$graphwnd


円高になると何が起こるかというと、モノを海外に売る時に、粗利率が減ってしまうこと、そして相対的に通貨安の国家と勝負したときに、価格競争で負けてしまうことだ。


そこで経営者は次のように考える。「安く人件費を調達するために、円と比較して相対的に通貨安の国に工場を作ってモノ作りをすれば、原価を抑えて粗利を増やすことができるようになる」、と。すなわちそれは、日本国内の工場が閉鎖され、そこで働く労働者の人たちが就業機会を失うことを意味する。言い換えれば、「失業輸入国」・「雇用輸出国」になってしまうということだ。


残念ながら将来、日本が「モノづくり国家」として再び世界の工場の地位を取り戻すことは難しいだろう。さらにこれから先、予想される人口減少は、国内のマーケットの縮小をもたらすことになるだろう。日本の企業は(内需産業も含めて)、国境・言語・文化の壁を越えて世界を相手に販路を拡大し、商売をしていくということを、もっと積極的に考えていかなければならないと思うのだ。


アメリカはかつてモノ作り国家であったが、今はその国家戦略を知的財産輸出国家にシフトしている。特許権や商標権、著作権などのライセンサーとなり、OEM契約(委託生産)によってライセンシーであるNIESASEAN国家の工場でモノ作りを進めさせ、そのまま海外へ売ってライセンス料という名目で利益を得る。そのようにして、アメリカという国家は、自国にヘッドオフィスを構えながら[5]、遠隔操作によって遠く離れた諸外国からライセンス収益を得るビジネスモデルを構築させ、多くの多国籍企業を育んできた。


幸いにも、日本には多くの素晴らしい技術力を持った企業が数多くあり、そこで働く優秀な人材がたくさんいる。そう、名前もあまり知られることなく、業務の成果が適正に評価されず、定年間際に子会社への片道切符を受け取ることになるであろう旧態依然の仕組みの中に埋もれてしまっている優秀な人材が。そういった人たちを掘り起し、彼ら(彼女ら)を登用し、社内ベンチャーなどの仕組み作りをもっともっと活発に推進し、民間レベルでの構造改革を進めていかなければならないと思うのだ。


 

最後になるが、こんな言葉があったと思う。「最も強いものや最も賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残るのだ[6]」、と。生物の進化法則の中にも、企業存続の条件も見出せるのではないだろうか。


日本の政治家や企業幹部の方々が、柔軟な発想力を持ち、優秀な人材を活用して、時代の変化に取り組んでくださるよう心から願いつつ...

 

 

[1] 個人的に、メタンハイドレイトの採掘や再生可能エネルギーの活用には大いに期待しています。

[2] 私の長期予想はあまり当てになりませんがw

[3] 現在の円安になっている原因が、①「原発停止→火力発電フル稼働→化石燃料の輸入量増大→貿易赤字の発生⇒円安」にあるとすれば、原発再稼働を転換点として、「化石燃料の輸入量減少⇒円高」となりますかね。また、②「日銀による金融緩和→インフレ率2%上昇目標→2年後の達成⇒円安」にあるとすれば、2年後の金融緩和政策(継続⇒円安・中止⇒円高)が転換点になると考えられるでしょうかね。

[4] 赤:1973年の変動相場制導入後のドル円チャート、青:2010年を基準点とした実効為替レート。赤だけを見ると円高が極端に進行してるけど、青を見ると実はあまり変わってないようにも見える。でも、アメリカはドルの通貨発行量増やしまくってこの数値ですからね...

[5] 実際には、本社所在地をタックスヘイブン(租税回避地)に登記して、税率をコントロールしている企業が多い。

[6] 出典は「ダーウィンの進化論」ではないようですね。


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2013年11月24日 (日)

参考文献・資料


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【参考文献・資料】

 

 

・トレード関連

 

 

 佐藤 円「株価モデル--裁定取引の株価に与える影響」

システムダイナミックス (1), 50-59, 1995-01-00

 

 大蔵省国際局国際機構課長 中尾武彦「ヘッジファンドと国際金融市場」(大蔵省広報誌「ファイナンス」997月号所載)


 砺波 元「資産運用のパフォーマンス測定―ポートフォリオのリターン・リスク分析」

金融財政事情研究会 (2000/08)

 

ジョセフ・G・ニコラスマーケットニュートラル投資の世界 ヘッジファンドの投資戦略」

   パンローリング[1版] (2002/2/27)


 野川 徹「マネー・マネジメント入門(15)誰でも出来るレイダーズ流テクニカル・サヤ取り入門(6)美味し過ぎる隙間の運命」

フューチャーズジャパン 2(8), 31-33, 2002-08-00

 

 野川 徹「マネー・マネジメント入門(16)誰でもできるレイダーズ流テクニカル・サヤ取り入門(7)サヤ取り戦略の組み立て方」

フューチャーズジャパン 2(9), 20-23, 2002-09-00

 

 四塚 利樹「ヘッジファンドの運用手法--マーケット・ニュートラル戦略を中心に (特集「ヘッジファンド」)

証券アナリストジャーナル 41(4), 6-17, 2003-04-00

 

 Clarke Roger G. , de Silva Harindra , 菅原 周一 []「マーケット・ニュートラル投資戦略のリスク評価 (特集「ヘッジファンド」)

証券アナリストジャーナル 41(4), 52-64, 2003-04-00

 

 中嶋 幹「年金資産運用とオルタナティブ(2)ヘッジファンドの投資戦略とパフォーマンス()

年金レビュー 2004(10月号), 29-39, 2004-00-00

 

 中嶋 幹「年金資産運用とオルタナテイブ(2)ヘッジファンドの投資戦略とパフォーマンス()

年金レビュー 2004(12月号), 16-29, 2004-00-00

 

 日本テクニカルアナリスト協会「日本テクニカル分析大全」

日本経済新聞社 (2004/08)

 

 小峰 みどり「証券アナリストのための数学入門」

ビジネス教育出版社 (2005/06)

 

 石野 雄一「道具としてのファイナンス」

日本実業出版社 (2005/8/25)


 ランダール・S・ビリングスレイ、望月衛「アービトラージ入門 裁定理論からマーケットが見える」

日経BP (2007/3/21)

 

 照沼 佳夫「ロング・ショート戦略 勝利の方程式」

日本実業出版社 (2008/11/20)

 

 経済産業省経済産業政策局調査課「国内外で存在感を高めるヘッジファンドの実態調査」 2008-04

 

  偉祥「ヘッジファンド運用戦略の収益率とVaR推定」

鹿児島国際大学大学院学術論集 2, 1-10, 2011-03-00


 Keith Black "Managing a Hedge Fund: A Complete Guide to Trading, Business Strategies, Risk Management, and Regulations"

  McGraw-Hill; 1 edition (June 25, 2004)

 

 Mark Whistler"Trading Pairs: Capturing Profits and Hedging Risk with Statistical Arbitrage Strategies"

  Wiley (July 29, 2004)

 

 Ganapathy Vidyamurthy "Pairs Trading: Quantitative Methods and Analysis"

  Wiley; 1 edition (August 30, 2004)

 

 Robert Dubil "An Arbitrage Guide to Financial Markets"

  Wiley; 1 edition (September 24, 2004)

 

 James R. Hedges IV "Hedges on Hedge Funds: How to Successfully Analyze and Select an Investment"

  Wiley; 1 edition (November 1, 2004)

 


 統計関連

 

 

 鳥居 泰彦「はじめての統計学」

日本経済新聞社 (1994/11)

 

 蓑谷 千凰彦「金融データの統計分析」

東洋経済新報社 (2001/10)

 

 蓑谷 千凰彦「統計学入門」

東京図書(2004/12)

 

 小島 寛之「完全独習 統計学入門」

ダイヤモンド社 (2006/9/29)

 

 秋山 裕「統計学基礎講義」

慶應義塾大学出版会 (2009/04)

 

 中西 達夫「悩めるみんなの統計学入門 - 統計学で必ず押さえたい6つのキーワード」

技術評論社 (2010/11/19)

 

 前野 昌弘「直線と曲線でデータの傾向をつかむ 回帰分析超入門」

技術評論社 (2012/1/6)

 

 藤田 康範「金融・経済のための統計学入門」

日本実業出版社 (2013/11/21)


・渋谷 道雄、晴瀬 ひろき「マンガでわかるフーリエ解析」

 オーム社 (2006/03)

 

・渋谷 道雄、渡邊 八一、小川 智哉 (監修)Excelで学ぶフーリエ変換-Excel 2010対応版」

 オーム社 (2011/3/11)

 


 システム関連

 

 

 原田 康平「経済・金融分析のためのVBAプログラミング」

牧野書店 (2000/09)

 

 縄田 和満「Cによる統計データ解析入門」

東洋経済新報社(2001/10)

 

 ハーバート シルト「独習C

翔泳社; 3 (2002/09)

 

 青沼 君明, 村内 佳子「Excel&VBAで学ぶ金融統計の基礎」

金融財政事情研究会 (2009/07)

 

 ETrainer.jpExcel関数辞典―2010/2007対応 (Office2010Dictionary Series)

秀和システム (2010/08)

 

 川俣 晶「C#ショートコードプログラミング (MSDNプログラミングシリーズ)

日経BP (2011/1/13)

 

 伊東 知代子, 山田 あゆみ, 木村 幸子, きたみ あきこExcel マスターブック SPECIAL 2010&2007対応」

マイナビ (2013/5/22)



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